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飛騨の円空
どんな想いが込められているのでしょう?
【セリ】 2013年01月06日
セリです。
頬が腫れてきてしまった・・・。
抗生物質の効き目が遅くて困っています。
当分は引かないかなあ・・・。仕事に差し支えるかなあ・・・。
とか、なんとなく憂鬱な気分な土曜日を過ごしました。
痛みは大分引いてきたんですが。
なんとなく、外に遊びに行く気分にもなれず、
読書をするにもちょっとズキズキしていたりして、どうにもなりません。
いっそ寝て暮らすか、
何か、気分が紛れる事をするか・・・。
こういう時に、創作系の趣味(および設備?)がある方は
どうなんでしょう。気が紛れたりするでしょうか?
なんとなく、手を動かしていたりすると痛みが和らぐような気もします。
絵を描いてみたり、
手芸をしてみたり、
アクセサリーをつくってみたりとか・・・。
僕はどれも嗜まないので、なんとも言えませんね。
いっそ、料理でもしたろか、と思いますが、思えば口の中が炎症起こしているんだから
創っても楽しめません・・・。ハア・・・。
本日のイベント紹介に参ります。
特別展「飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡-」
http://evenear.com/event/detail/6899/
東京国立博物館で1月12日から開催されるイベントです。
江戸時代の放浪の僧侶、円空が、日本各地で彫ったとされる仏像彫刻が紹介されます。
「円空仏」というやつですね。
彼は生涯で、行脚先の村々に大小12万体の仏像を彫ったとされています。
正確な数はわかりません。
戯れに彫ったものも含めればもっとあるでしょうか・・・。
ただ、現在確認されているのは5000体ほどだそうです。
旅先で彫る仏様なので、特に塗料などを用いず、
旅先の木を使った素朴なデザインです。
ほとんどの仏が優しげな微笑みをたたえており、江戸時代の村々でも
喜ばれたようです。
民衆にとって、気軽に拝める仏様を彫りたいという円空の願いもあって、
野ざらしにされていた作品が多いです。
ただ、その芸術性が当時から評価され、秘仏扱いにされてしまった事も多かったとか?
なんというか、どの仏様も飾らず、木目がそのまま出ていたりして、
とっても味があるものです。
こいういう仏様なら、確かに彫ってもらったら嬉しいかもしれませんね・・・。