「イベントを開催したいけれど、人が集まるのか不安」「最適な集客方法が何か分からない」とイベントの集客に関して悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
いくら面白いイベントを企画したとしても、人が集まらなければ開催する意味はありません。
イベント集客を成功させるには、おさえておくべき重要なポイントがあります。この記事ではイベント集客を成功させるための3つのポイントをご紹介します。
イベント集客にお困りの方、もっと多くの人を集めてイベントを有名にしたいは、参考にしてくださいね。
■ポイント1:企画の目的を明確にする
イベントを開催する上で最初に意識しなくてならないことが「企画の目的を明確にすること」。
何のために開催するのかをはっきりさせておかないと、イベントの魅力が来てくれる方に伝わりにくくなってしまいます。「目的はなんとなくあるけれど、ぼやっとしている」という方もいらっしゃるかもしれません。
企画の目的を明確にするために整理しておくべき項目を以下に記載しますので、参考にしてみてください。
◇ターゲットを決める
企画の内容や目標に基づいて、「誰に来てほしいのか」ターゲットを明確にしましょう。ターゲットが明確になることで集客の方法が変わってきます。
また、適切な集客を行うために、ターゲットはなるべく具体的に決めておくことをおすすめします。性別、年齢、職業、どんな生活を送っているのか、何を求めてイベントに来るのか、ペルソナを細かく設定するとイメージがしやすいはず。
◇分かりやすい内容にする
イベントの内容を告知するときは、シンプルで分かりやすく、短文でまとめます。長文でダラダラと書くのはNG。
また、集客の方法にもよりますが、写真やイラストがあるとその企画の内容がイメージしやすくなりますよ。
◇メリットを提示する
集客を行うときに大切なのは、イベントに参加することで得られるメリットやそこでしか出来ない体験を伝えること。
「面白いイベントなので、ぜひ来てください」と記載するだけでは、人の心は動かせません。
このイベントに参加すれば「非日常体験が出来る」「お土産が付いてくる」など、参加しないと損をすると思わせるようなメリットを伝えることで、多くの人を呼ぶことが可能になります。
■ポイント2:参加のハードルを下げる
イベントの目的やターゲットを明確にした後は、参加のハードルを下げることも大切です。参加者が参加しやすいような条件を整えなくては、多くの人を集客することは難しくなってしまいます。
それでは、参加のハードルを下げるにはどのようなことを意識したら良いのでしょうか?
◇イベントの開催場所
内容にもよりますが、イベントを開催する場所は多くの人が行きやすい場所を設定するようにしましょう。
公共交通機関が使えない、駅から遠いなど、アクセスしづらい場所でイベントを開催すると、行くまでのハードルが高くなってしまい参加を躊躇する方が増えてしまいます。
また、アクセス方法は誰が見ても分かりやすく記載することも忘れずに。
◇イベントの開催日時
イベントの開催日時はターゲットに合わせます。
ビジネスマンがターゲットであれば平日夜や休日。ファミリー層がターゲットであれば休日の午後。若年層であれば休日の夕方や平日夜など。ターゲットが参加しやすい日時でイベントを開催するようにすることで集客率も上がります。
また、クリスマスやバレンタインなど、季節性のある内容をイベントに盛り込むと注目が集まりやすくなります。
◇イベントの申し込み方法
意外と盲点なのが、「イベントの申込み方法」。「このイベントに参加したい!」と思っても、参加申し込みのURLがない、応募フォームの内容が多すぎる、などイベントの申込みに関するストレスは、参加者の気持ちを萎えさせる一番の原因に。
参加を考えている人に「めんどくさい」と感じさせないためにも、イベントの申込方法はシンプルで分かりやすくするようにしましょう。
■ポイント3:効果の高い集客方法を選ぶ
イベントの集客方法は、そのイベントの内容やターゲットによって異なります。開催したいイベントに合わせて効果の高い集客方法を選ぶことが大切です。
ここでは大きく3つの集客方法をご紹介します。
◇紙媒体で告知する
ポスターやチラシなど、紙媒体で告知する方法は、広く浅くイベントを告知するのに最適な方法です。幅広い世代がターゲットの場合、効果的な集客といえます。
さらに、紙媒体は手元に残りやすく、周りの人と共有もしやすいツール。写真やイラストなどを加えることで、イベントの内容もイメージしやすくなり、五感に訴えるデザインにすることも可能です。
◇SNSを利用する
SNSは手軽に発信することができ、タイムリーに相手に情報を伝えることができる集客方法です。イベントに興味のある人が情報を広げ、興味のなかった人にも情報が伝わる拡散力が魅力です。さらに基本的には無料で使えるのも大きなメリット。
SNSは、FacebookやTwitter、Instagramなどがあり、それそれの特徴やユーザー層が異なるので、開催するイベントに合わせて最適なSNSを選択するようにしましょう。
◇Webサイトを活用する
Webサイトは、集客の拠点となる重要なツールです。SNSやメルマガなどで告知を行った際、ユーザーが必ず訪れるのがイベントのWEBサイトです。
そのため、イベントのメリットや参加日時など「このイベントに参加したい」と思ってもらえるように、ご紹介したポイントは明記するようにしましょう。
申込みフォームはWebサイト上ですぐに見つけることが出来る場所に作成することも重要なポイントです。
最近では無料で簡単にサイトが作れるサービスなどもあるので、ぜひ活用してみましょう。
■イベント集客を成功させるポイントをおさえよう
イベント集客を成功させる3つのポイントをご紹介しました。3つのポイントを意識するだけで、集客率はぐんと上がります。
また、イベントを開催した後は、イベントの反響をリサーチするようにしましょう。どの媒体経由で応募したのか、SNSでの反応はどうだったか、などをチェックすることで次回のイベント集客時の参考にすることが出来ますよ。
ライター:きくかお
イラスト:木口ようかん
イラスト:木口ようかん