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ベル・エポックのポスター展

どうしたって、人は“飽きる”。


【セリ】 2012年11月05日


 

セリです。

 

 

今日は、なんとなくテレビをボーっと観ていました。1時間くらい。

 

 

なんとなく、テレビとかが面白くなくなってきたっていうのは、

なんとなく、画面の中が白々しい感じがするからなのかもしれませんね。

 

 

構成や演出をするのも、なんとなく中途半端なイメージが

拭えない。

なんというか、悪ふざけをしたり、演出をするなら、

思いっきりやり切るぐらいでないと、なんにも面白くないってことなのかもしれません。

 

 

 

色々規制がありますから・・・。

なんとなく窮屈な思いをしながら制作をしているのかもしれませんけど。

 

 

でも、安全なパターンとかがあると、それを何度も何度も繰り返すのも、

観ている方からすると飽き飽きしてきます。

 

 

 

どこかで見たような内容で、どこかで見たような人達が、どこかで聞いたような反応をしていたら、

そりゃあ、つまらないですよ。

 

 

 

観なくなっても・・・しょうがないですよ。これは。

などと、なにげなしに心の中で呟いたりしていました。

 

 

多分、テレビが悪いんじゃなくて、

造り手の新陳代謝が進んでいないんでしょうね。

 

 

 

だって、音も映像も自由にできて、時間もある程度与えられて、予算までちゃんとあって、

それで面白い物が出来ないはずないですものね。

 

 

 

でも、テレ東の「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」は面白いな。

予算の少ない冒険活劇と銘打っているけども、開き直っているチープさが、

物凄く面白い。

 

 

もちろん、あれだって、今やったから面白いのであって。

同じような手法をパクって使ったからって、それが面白いかはわからないですけども。

 

 

 

そういう意味では、数十年前は、色々なコンテンツがまだ誰も踏んでいない時だったから、

何を思い付いてやってみたら、それが新しくて、面白がられた時代というのは存在したんでしょうね。きっと。

その頃の作り手はある意味、得だったのかもしれません。

 

 

今も新しいネットコンテンツが噴き出ている時代ですけど、

これらも、いずれはやり尽くされていくんでしょうか。

それとも・・・・?

 

 

 

さて、本日のイベント紹介です。

 

ベル・エポックのポスター 

http://evenear.com/event/detail/6142/

北海道立帯広美術館で11/16~1/16日まで開催されている、

19世紀~20世紀のヨーロッパで制作された商業ポスターや文化ポスター展示イベントです。

 

 

かつて、繁栄が絶頂を極めたヨーロッパにおいて、

消費文化や都市文化もその恩恵をうけまくっていました。

 

民衆は、嗜好品を楽しみ、舞台や酒場へと足を運び、自動車・鉄道といった乗り物で旅に出かけます。

ある意味、21世紀の今とも共通する姿がそこにはありました。

 

 

そんな、時代に、消費者への購買換気を促すものとして重要だったのはポスターです。

大伴多色刷り「リトグラフ・ポスター」がジャンジャン刷られ、

そして、ミュシャやシュレ、カピエッロといった多くのアーティスト達が依頼を受け、

当時の流行を加味した技巧を凝らしていました。

 

 

タイトルにある“ベル・エポック”とは、フランス語で、「古き良き時代」という意味です。

当時としては、先進的なデザインで、多くの民衆の心を釘づけにしたポスターや、

そのポスターが宣伝するものについて観ることができるイベントです。

 

 

 

時代や流行は一周するといいますが、

かつての時代に、現代では新しいものが存在しているかもしれませんね。

 

http://www.ashinari.com/

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