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故郷を離れてもう何年になるでしょう

大体、家族が遊びに来ちゃうから、こっちから行く事はあまりないんですよね


【セリ】 2011年10月09日


セリです。
 
ちょっと田舎の方へ遊びに行ってまいりました。
 
茶屋で甘い団子を食べて、苦いお茶を飲んでまいりました。
 
昔から家ではお茶を飲んでいましたが、最近はめっきりペットボトルのみになっています。
ですが、こうしてお茶をすすると、故郷の事をふと思い出したりもします。
 
住んでいる時は、全然好きじゃないし、高校を卒業したら、すぐ遠くの土地に行ってしまい、
以後、日本各地を転々として、今に至ります。
 
その間、住まうという意味では故郷には戻っていません。
 
ですけれとも、こうしてふとした瞬間に思い出すのは、
やっぱり最初の生まれ育った土地です。
 
面白いもんですね。
 
最近は、例の原発騒ぎで、贈答品としてさっぱりお茶が売れなくなっていると
聞いております。
 
まあ、中々贈りにくいですよね。曲解されたらいやですし。
 
でも、こうして外に出てしまった、僕みたいなもんぐらいは
贈ってほしいと思いますし、買っていきたいと思います。
そんなもんです。
 
 
 
さて、本日のイベント紹介です。
 
風景三昧~いつまでも心に残る風景がある~
 
 
福島の郷さくら美術館で、来年の1月まで行われている企画展です。
 
僕みたいな無粋な人間でも、故郷の事は思い出すのですから、
繊細な芸術家達が想いを馳せないはずがありませんね。
 
もちろん故郷だけでなく、旅の最中や、日常のふとした一面なども取り上げられます。
色々な画家達が思い思いに描いたものが揃っているので面白いですね。
 
一番、いいのは自分で描くことなのかもしれませんが、
下手なので止めておきましょう。
 
いつもは悪態しかついていない故郷が懐かしくなった秋の午後でした。

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