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白いパン 黒いパン
「生きるためにウソをついた」・・・白い心は黒くなる?
【なずな】 2012年05月26日
今日は、なずなです。
午後から先輩方を地元ツアーにご案内予定です。うまくガイド出来るか
ちょっと不安・・・。しかし、先輩が以前から行きたがっていたパン屋さんは
ばっちり事前予約したので、美味しいパンだけは手に入れられるはず!
とっても人気で私も以前から気になっていたので楽しみです♪
さて、本日はパンにまつわる映画の紹介と、それに絡んだイベントのご紹介です。
生きるための決断 映画『ブラック・ブレッド』
東京試写会&体感型ミステリーイベント
http://evenear.com/event/detail/4334/
スペインのアカデミー賞とも言われている「ゴヤ賞」の他、多くの賞を受賞し、
母国ではもちろん、諸外国でも話題の作品です。
“スペインのデヴィッド・リンチ”との呼び声高いアグスティー・ビジャロンガ監督の
作品です。あの、パドロ・アルモドバル監督の『私が、生きる肌』や、アレハンドロ・
ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『BIUTIFUL ビューティフル』など、手ごわいライバル
作品に打ち勝ったというだけあって、かなりの注目を集めています。
<ストーリー>------------------------------------------------------
スペイン内乱後のカタルーニャ、その小さな村で暮らす少年アンドレウ。この村には
スペイン内戦によって生まれた‘勝者’と、‘敗者’がいた。勝者の豊かな者が食べるのは
白くて柔らかなパン。そして、敗者が食べるのは、黒くて固いパン「ブラック・ブレッド」・・・。
ある日森の中で、アンドレウは幼馴染の親子の死体を見つける。死の間際「ピトルリウア」と
いう言葉を残した女性。ピトルウリアとは洞窟に住むという、翼を持つ怪物。そして、アンドレウ
の父親に殺人の容疑がかかる。アンドレウは、祖母の家に預けられるが、そこで様々な真実
を知る。内線で心にも傷を負い、嘘を重ねる大人たち・・・。恐ろしい真実を知ったアンドレウが
最後に下す判断とは・・・。
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ブラックブレッド、黒いパン。スペイン語ではPan Negro、カタルーニャ語ではPa Negreです。
まぁ、あらすじを読んでいただければ分かると思いますが、結構重そうな印象です。私はまだ
見ていないのですが、しかし、見た人の感想によるとかなり良いみたいです。スペイン内乱を
扱った映画は数多く作られていますが、内乱によって出来た人々の心の闇に迫る、ミステリー
サスペンスですね。
そして、肝心のイベントですが、“ライアービレッジ~バウマスの森の怪物~”です。
舞台は 『ブラック・ブレッド』のプレミア試写のイベント。このイベント参加者の目前で
惨劇が起こり、その謎を解いていく・・・というもの。 見事謎を解いた人には賞品もある
そうです。ミステリーイベントと、映画でドキドキ感倍増ですね。
この映画は殆どの俳優さんがカタルーニャ出身。言葉もカタルーニャ語です。
まだまだ日本では馴染みのないカタルーニャですが、バルセロナという魅力的な
街を始め、とても素敵なところなので、多くの人に知っていただきたいですね。
こちらの、「アンテナ カタルーニャ」は日本にカタルーニャの文化を発信している
サイトです。ブラック・ブレッドのプロモーションにも参加されているそうなのでぜひ
チェックしてみてください♪ http://blog.botiga.catalunya.jp/?eid=803183