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万国ホラ吹き大会とは
THE FOOL
【セリ】 2012年05月16日
セリです。
夢を持っている人が素敵!
・・・・となるのは10代から20代前半ぐらいまでですかねえ。
それ以上上になってくると、その夢に現実性がついていないと、
ただの妄想、夢見がちな人、ホラ吹き扱いされます。
でもね。
10代の頃は可能性に満ちていた!とは決して思わないんですよね。
なぜかというと、10代には経験が無いからです。
色々な世界を知る(特に働くということは重要)機会も少ない。
留学とか〇〇活動をやってます、たって、結局は誰かが作った枠組みの中で動いているだけの
事が多いと思います。責任を追う事もないし。
何か活動していても大人の真似ごと。背伸びだったり(しないより百万倍マシですけど)。
もちろん、大人になったからといって、良い経験や知見のストックができるとは
限りません。
逆に年が若い人でも密度の高い人生を送っている人もいます。
比率の問題で、多い少ない、ってだけだと思いますけど。
多くの世界(清濁も含めて)を知っていくと、
この世は可能性だらけじゃないか。と気付くこともあるんです。
年を重ねて。
30代、そして40代50代、60代とかで夢を持って、それを追う人というのは、
僕は凄いと思いますよ。
なぜなら、彼らは目算や計算をし、目的までの逆算を行い、
その実現性を図り、難易度も意識した上で、
それでも「やる」と決めたわけですから。
わけもわからずやってみる、という10代の「夢」とは
ちょっと違うと思うんですよねえ・・・。
「熱さ」(暑っ苦しいともいいますが)はありますが、
どこか芯があるというか・・・。
今日は、40代のオジサンの夢を聞いて、その人をすっごく見直しました。
そういうタイプじゃないと思ってたんだけどなあ。
さて、本日のイベント紹介です。
「万国ホラ吹き大会」
http://evenear.com/event/detail/4255/
青森の大鰐町早瀬野地区で6月2日に行われるイベントです。
そのままの通り、ホラを吹くんですが、
彼らにはホラを吹いていい資格があるのです。
なぜなら、この地には、「石の塔」という名所がありまして。
「石の塔を見ずに大きい事をいうな!」という代物なのです。
昔からそう言われていたのですが、
それなら石の塔を見た(見上げた)後であれば、大きいこと(=ホラ)を
言っていいんじゃないか、ということになりまして、この大会が催されることになりました。
参加者は、まず石の塔に参詣登山し、そこで大法螺吹き免許証を貰います。
その後、会場を移し、もやし汁とおにぎりを食べながら、選ばれた精鋭達が
大法螺を吹くのを楽しむというものです。
もやし汁を思わず噴き出しかねないというほどですから、
よほどの法螺が吹かれるのでしょうな。
一度、拝聴してみたいものです。
この世で最も凄い法螺とは何なのか。
どうせ吹くなら凄い法螺です。天地がひっくり返るような。