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薔薇と革命の王妃
妃殿下はただいまここで、妃殿下に恋している20万の人々を ごらんになっているのでございます
【なずな】 2012年05月16日
今晩は、なずなです。
最近母親が宝塚に行きたいと申しております。先輩方もあれはとても素敵な
ものだから、是非見ていらっしゃいとおっしゃいます。しかし、ある本で宝塚が
好きになると、その宝塚への愛と言う名の病は完治が出来ないと書いてあり
ましたので、どうしたものかと考えております。(有頂天家族)
宝塚=ベルサイユのばら、というイメージ。絢爛豪華煌びやか、愛とロマンス!
母親はベルサイユのばらも好きで、実家には愛蔵版もありましたので、私も
読んだことがあります。キラキラしているけれども、しっかりフランス革命期の
歴史にも触れられて、もちろん少女マンガの王道、恋愛要素もありますよ。
オスカルとアンドレ、アントワネットとフェルゼンの恋の行方にドキドキしたもん
です。あとはやっぱり衣装の書き込みがはんぱない!あれで塗り絵したい!
ベルサイユのばら、本当におすすめです。男性諸君もあの少女漫画全開の
絵にびびらないで、ぜひ読んでみていただきたいの。驚きますわよ。
あと、最近だとベルばらはコスメでも有名です。私もアイライナー愛用してます。
レディオスカルリキッドアイライナー良いですよ。オスカル目にちょっとだけ近づける
かもしれないような気がする。
今日はそんなベルサイユのばらに関するイベントのご紹介。
ベルサイユのばら 「特別展 マリー・アントワネット物語展」
http://evenear.com/event/detail/4259/
名古屋市博物館で行われる、ロココの薔薇、「マリー・アントワネット」の展示
イベントです。多くの人に、愛されたものの、同時に多くの人に憎まれ、ギロチン
の露と消えた、華やかなれど悲劇の王妃です。そのファッション、行動は今の
文化にも多大な影響を与えました。現代でもアイコン的な存在です。そんな
マリー・アントワネットについて、様々な展示物から迫ります。
また、2012年は『マーガレット』において、「ベルサイユのばら」が連載され始めて
から40周年の年だそうです。それを記念してスペシャルコラボ『池田理代子×
マリー・アントワネット物語展』も行われます。原作者である池田理代子さんが、
このマリー・アントワネット物語展に描き下ろしたマリー・アントワネットの原画の
特別展示公式グッズの販売もあります。すごい!豪華!綺麗!
ところで、セリも引用してますが、ヘッドラインの「妃殿下はただいまここで、
妃殿下に恋している20万の人々をごらんになっているのでございます」は
オスカルのセリフとなっています。ちなみにあの有名な「文句があるなら
ベルサイユへいらっしゃい!」というのは、私も記憶違いでしたが、マリー
アントワネットではなく、ポリニャック夫人のセリフでした。
話があちこち行ってしまいましたが、マリー・アントワネットが
今もなお愛される王妃であることに変わりはありません。