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子供達の経済 「かえっこバザール」

私に必要無くても誰かが必要とするかもしれない


【セリ】 2012年04月05日


セリです。


一人一人の持ち分が少なくても、
協力すると豊かになることがあります。


豊かな時代ならともかく、
今はとかく持ち合わせが無く、
それでいて、贅沢や利便を知ってしまっています。

 

だからか知りませんが
最近はシェアの考え方も普通になってきましたね。

 

家をシェア。
自動車をシェア。
ブランドバックをシェア。

 

別に自分の持ち物にならなくても、
必要な時に、必要な分だけ使えばいい。

 


そして、その方が賢いお金の使い方をしており、
精神的に楽・・・。

 

そんな感じです。

 


第一、その方が圧倒的に多くの物を楽しめます。

何年かしたら、違う人と違う家でシェア、
毎回、違う車に乗り、
毎回、違うブランド物で着飾る・・・。

 

傍目には、豪華に映るかもしれませんね。

 

あまりにも種類が多すぎるものはシェアには向いているかもしれません。

 

例えば、お酒。
ボトルキープをしている人は沢山いるでしょうが、
あのお酒をシェアして飲んだらいかがでしょう?

 

より多くのお酒を同額、あるいは小額で楽しめるかもしれません。

やたら高いお酒も世の中にはあるそうですが(飲まないから知りませんね)、

本当にそんな価値があるのか、数千円、数万円分なら飲んでみたい人もいるでしょう。

 


衛生管理や保存期間なんかは無視し、店の利益にはならないでしょうから、
同好の士が集まってやるような事でしょうけどね。

 

 

そもそも、シェアの知恵は、大人なんかより子供の方が持っています。

彼らは、非常に限られた小遣いの中で、いかに自分の満足度を上げるかに
必死です。

 

 

子供の頃は、自然とゲームソフトの貸し借りをしました(昔はソフトが高かった・・・)

 

一人が5000円出してゲームソフト一本を買えば、
10人、違うゲームを出して買って貸し借りすればその分楽しめます。

 

ゲームの攻略を競ったりすると話しは別ですけど。

 

 

各家庭の玩具箱に放り込まれた玩具をシェアするだけで、
どれだけの量の玩具で遊べるでしょう。

 

意固地に所有するよりも、分け合った方が合理的。
これを学んでおくと、大人になってからも役立ちます。

 

 

「かえっこバザール 」

http://evenear.com/event/detail/3850/

4/30日にサンシャインワーフ神戸で開催されるイベントです。


このイベントの面白いところは、
各家庭から持ってきた玩具に、まずポイントを割り振る処です。
玩具といっても、客観的には価値に差がある(思い入れとかは抜かします)わけで、


そこそこなのは1P まあまあは2P  なかなかは3P、
そして秀逸な玩具はオークションに出展します。

 

子供達は、自分達が持ってきた玩具をポイントと交換し、
そのポイントで新しい玩具を手にすることができます。

 

では玩具を持ってきていない子は参加できないか?

いいえ、ワークショップを実施しており、そこで働くことで
ポイントを稼ぐこともできます。
手持ちのポイントが少なければ、ここで稼ぎます。

 

そうして得たポイントで手に入れた玩具。これは経済の縮図かもしれません。

 

 

こんな素敵な催しがあったなんて!

まあ、定期的に開催してくれないと意味ないですけど。

 

 

もしセリに子供がいるのなら、迷わず参加させたいイベントの一つですね。

 

 

果たして、子供達はどんな選択をするのか・・・?

http://www.ashinari.com/

 

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