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今晩は、なずなです。

 

先週に続き、本日も半休。ちなみに先週のお休みは、これに行ってきました。

 

　徳永暁人、ソロライブ第２弾　

　「Route 109」Vol.2　＠目黒 Blues Alley Japan　　

 

B'z、ZARD、倉木麻衣、愛内里菜、TUBE、BREAKERZなど、多くの有名アーティストの

作曲・編曲に関わるアレンジャーであり、doaのリーダーとしてボーカル＆ベースを担当

する、スーパーに多彩な徳永暁人氏のソロライブです。ドラゴンボールGTの楽曲も手掛け

てたり、TV番組等の曲をやってたりもします。プロフィールを見ると、改めてすごい人なんだ、

と思いますが、ライブは至ってTake it easy～♪な感じで、リラックスした雰囲気でした。

 

タイトルにもあるように、今回のソロライブは実は第2弾。前回の第1弾がとっても好評

だったので、第2回目が開催されることになったそうです。第一回目は確か昨年の10月

だったと思うので、早い実現ですね。この対応のフレキシブルさも嬉しいです。しかも

今回は福岡、大阪、東京の三か所公演！

 

会場となった目黒Blues Alley Japanは、とっても雰囲気のあるライブレストラン。手前が

テーブル席に、後方は立見席になっていました。ライブレストランということで、お料理や

お酒もいただけます。お料理も肉料理からデザートまであって、美味しそうでした。

Route 109 Vol.1、Vol.2ともに、オリジナルのカクテルがありました。Vol.1＝Route 109、

Vol.2＝109mopolitan（コスモポリタンをもじって、‘トク’モポリタン）

 

 

さて、ライブの内容はアコースティックライブ。doaの曲はもちろんですが、何と言っても

徳永さん自身の音楽のルーツを辿る名曲のカバー、作家としての提供曲をセルフカバー

したり、豪華ゲストが来たりと、聴きごたえのあるものでした。 

 

 

ライブが始まると、徳永さんはスタンディングのお客さんたちの間からふつーに登場。近い！

 

＜セットリスト＞

1．Route66（Bobby Troup）

ピアノ弾き語りスタイル。徳永氏はベーシストですが、ピアノの腕も素晴らしい。

アレンジされて「Route109」になってました。

 

2．Country Road（John Denver）

一曲目のアメリカな雰囲気そのままに。私も大好きな曲です。

 

3．Peaceful,Easy Feeling（Eagles）

徳永さんが非常に大きな影響を受け、今も好きだというEaglesのカバー。

Eaglesは本当に尊敬しているそうで、doaのライブや、Route109 Vol.1でも

カバーしてました。Eagles雰囲気があってよいですね。色々聞いてみたい。

 

4．Dream×Dream　（愛内里菜）

先に徳永さんが曲を書き、それに愛内さんが歌詞を付けたそうです。徳永さんは

すごく悲しくて、辛い気持ちで曲を作ったのですが、出来上がった愛内さんの歌詞

を見てびっくり！『めっちゃハッピー♪』な明るい歌詞だったそうで・・・。「曲は自分の

ものではないから良い」とは言っていたものの、えぇぇぇー（汗）となったそうです。

（愛内里菜さんは、あの明るい笑顔と関西弁で「ほんまですかぁ～？ごめんなさぁい☆」

って謝りそうですねｗ）しかし！！よくよく歌詞を見ると、一か所だけ「？」のついた箇所が。

そこで、全ての文末に「？」を付けてみると、あんなに明るく幸せそうに見えた歌詞が、

一瞬で切なさ・不安さを感じるような歌詞になったそうで・・・。深いですね。ただ明るいだけ

じゃなくて、不安もあるけど『キミと未来を完成させよう』という前向きさも感じられる曲だと

思います。そんな魅力もあってか、愛内さんのファン投票一位だそうです！

劇場版名探偵コナン「銀翼の奇術師」の主題歌となってます。

 

5．Winter Bells （倉木麻衣）

この日はうるう年のうるう日、そして東京にも雪が！「明日から春（３月）だから、選べ

ないかなぁ」と思ってたそうですが、徳永さん、さすがです。雪まで降らせるとは・・・。

個人的に倉木麻衣ちゃんの曲で、１、２を争う（ライバルはFeel fine!）好きな曲、

徳永さんが作曲したと聞いて、ますます好きになり、「いつか徳永さんのボーカル

で聞いてみたい・・・」という思いが募るあまり、脳内VOCALOID状態で徳永暁人

バージョンが再生できるようになっていました。それが３次元化するなんて・・・。

実は、前回のRoute109 Vol.1では『Feel finel』（これも徳永暁人氏作曲）を聴けた

ので、「今日は雪だし、Winter Bellsやってくれないかなぁー」なんて話していたので

本当に嬉しくて、友達の手を握ってぶんぶんしてしまいました。曲も雪、冬にぴったりな、

でもハッピーな曲で、めちゃくちゃ幸せでした☆耳が幸せだぁぁぁー♪

 

ここで、スペシャルゲストのスペシャルゲストの難波弘之さん、玲里さんが登場。

 

難波弘之さん・・・作曲家、編曲家、キーボードディスト、SF作家

この難波先生もすごい経歴ですね。アーティストでSF作家って。（そういえば、先程

の脳内VOCALOIDの話で思い出したんですが、難波先生が初音ミクについて話す

対談記事を見ました。面白かった）

徳永さんの大学時代のキーボードの恩師だそうです！徳永さんは中学生のころ

難波先生が講師を務めていたNHK音楽番組『ベストサウンド』を見て、音楽の道を

志したのだそうです。そんな徳永さんも、今やNHKの音楽番組の審査員を務めて

ますね。なんだかそういう風につながっていくんだなぁ、と感心してしまいました。

ちなみに、難波先生、大学時代の徳永さんについて、「‘徳永先輩’詣で」に付属

高校の女の子が来ていた、という話を暴露していました。徳ちゃんはその頃もカッコ

良かったんでしょうねー。詣でたい！！難波先生、なんと山下達郎さんのツアーに

参加中で、翌日も大阪でライブにも関わらず参加してくれていました。

 

玲里（Rayli）さん・・・シンガーソングライター

Twitterプロフィールより：アルバム「KISS AND FLY」(演劇集団キャラメルボックス

「夏への扉」使用曲、YTV「キューン！」エンディング曲収録)が2012年CDショップ

大賞の関東ブロック賞を受賞。

結構小柄で、色白すべすべ肌で、ロングの髪の毛がつやつやの、可愛いらしい女性。

しかーし！その歌声はかなりパワフル。可愛いイチゴシェイカーを鳴らしつつ、ギターを

かき鳴らしている姿はカッコよかったです。でも、曲の間とか、挨拶の時にはにかんでで

それもまたかわうぃいー♪すっかりファンになってしまいました。徳永さんが去年、玲里さん

のライブにふらりと立ち寄り、この才能にひとめぼれ。ライブのゲストとしてお招きしたと

のこと。「玲里トリオ」として、難波先生とライブしたりしているそうです。

 

 

6．I feel the earth move  (Carol King）

難波先生（いつのまにか‘先生’と呼んでしまう）のピアニアソロがすごかった！

ピアニカって、正直幼稚園とかのイメージだったんですが、こんなに迫力ある

演奏が出来るなんて！と驚き。玲里さんのボーカルもすごかった。

 

7．.トゥルリ☆ライア　（玲里）

玲里さんのオリジナル曲。ボーカルも勿論、玲里さんカッコいい！ロックな感じの

曲と歌詞です。低い声から延びある高い声まで、すごくきれいに出ていました。

 

8．はるかぜ　(doa)

春らしい選曲。かなり壮大なアレンジになってました。玲里さんが下のパートを

ハモってて、これまたカッコ良い。普段doaでは徳永さんが下パート担当なので

珍しいですね。

 

（難波先生、玲里さん退場）

 

9．乾杯　（doa）

このツアーではオリジナルのマグカップ（２色展開）があったのですが、もうすぐ震災

から一年ということで、徳永さんは「暖かい飲み物が飲めること」「乾杯出来ること」。

そんな些細なことの大切さに気付いたという話をされていました。確かにそうですね。

どちらかというと、ゆるーいまったりとしたイメージの曲だったのですが、また違って

聞こえました。ちなみに、グッズのマグカップのそこには徳永さんの似顔絵が描いて

あるのですが、ドMの徳永さんは「ミロ（懐かしい）とかがーって、入れて！熱湯とか

ばーって、注いで！スプーンでぐりぐりかき回しちゃってください！」的な事を発言

してました。ドMや・・・）

 

10．嘘　（doa)

この曲はちょっと前の歌謡曲のような、情念というか、ドロドロした感じが素敵な曲

です。赤い照明があだるてぃー。徳永さんの敬語歌詞が、ぞくぞくします。

 

11．Wave Your Hands (doa）

マンドリンのストラップが短くて、なかなか肩を通せない徳ちゃん。可愛い・・・。

みんなで手を振ったり、サビをうたったり。徳永さんが手にカゴを下げて会場を

回ります。客席大興奮。ひなあられを配っていたようです。目の前通ったのに

もらえなかった・・・。でも歌を聴けただけで満足です！強がってなんかない！

 

 

～アンコール～

1．湿度－100％の休日

 歌詞の「一人コーヒー屋のレジに並べば　カップルの皆さんで　満席」の所、

普段は「満席」を別でとった声を、後からかぶせたりして歌っているので、どう

するのかと思ってたら「♪～皆さんで満席（早！）」と頑張って早口で歌ってて、

かなりツボに入ってしまいました。

そのあとの「♪湿度マイナス１００パーセントの～・・・休日」のところも「休日」

じゃなくて、「♪湿度マイナス１００パーセントの～・・・満席」と勝手に「満席」に

頭が変換しちゃって、一人でウケてました。良い曲なのに・・・。

 

2．心のリズム飛び散るバタフライ　(doa）

ノリノリな感じにアレンジされてました！しっとりした「ココバタ（心のリズム飛び

散るバタフライの略）」も良いけど、こちらのアレンジもすごく良かったです。次の

アルバムに入ったりしないかなあ。

 

3．Free Way (doa)

難波弘之先生と玲里ちゃん合流。ラストはやっぱりこの曲ですよね。アコギが

いっぱいあって、アコースティックとはいえ、とっても厚みがありました。

（そういや、ここまで全く触れませんでしたが、ずっともりもっちゃんこと、ギター

の森本隆寛くんもおりました。彼はもうdoaには欠かせないメンバーですね。

開場待ってたら、真後ろにいらっしゃったのですが、若かった！）

 

 

こうして書き起こすと、結構たくさん演奏してくれたんですね。参加しているときは

あっという間でした！素敵な空間で、素敵な音楽を聴けて、素敵な人たちを知る

ことが出来て、良かったです。