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書の奥深さとは

ライオンの右卿と言われた男


【セリ】 2011年12月04日


セリです。
 
もう12月か・・・
師走というくらい忙しくなる季節ですね。
 
まず、忘年会、クリスマスの準備。
まあ、これらはすでにある程度は始まってしまっているから、
今更忙しいとかいうつもりはないけど。今年のケーキは美味しいのを選ぼう。
 
クリスマスまではいいとして、
正月に向かっての準備がその後あるのが地味に厄介。
 
25日から大晦日まで、1週間しかないもんね。
今から何かと準備しておかないと。
それこそ走り回ることになるかも。
 
準備で面倒なのは年賀状だわ。
 
友人とかにはメールやらソーシャルメディアを駆使して
なんとか負担を少なく(お互い)しようと試みることもできるけど。
オフィシャルなものはやっぱりそうもいかない。
 
職場で100枚単位でハガキを渡された時は、眩暈がした。
今年もテンプレートな形のものができあがることだろう。
 
ハガキで遊ぶのはやるときあるけど。
それはあくまで1枚とか2枚の話。
それもサプライズでやるから面白いのであって、
「送って当たり前」みたいなのは大嫌いだよ。年賀状に限らず。
こんな山のように書かなきゃいけないってなったら、
効率性最優先にせざるを得ない。
 
てか、もう、送らなくても、だれも気にしないんじゃないかな、って。
都合のいいことを考えてしまう。
 
いつ頃書こうかなあ。
 
そもそも例年書いてはいるけど内容に乏しい。我ながら創作性が無いな。
らしくしようと毛筆で書いてみたりするけど。
そもそも字が下手なのでね。
わざと崩してそれらしく書いてみたり。
 
絵心もないし。
ミミズがのたくったようなものになりがちです。
 
今年は正月、少しは仕事休めそうだから、その間いろいろとやることがある。
頑張ろうっと。
 
 
さて、最後にイベントの紹介を。
 
書を世界に広めた男 手島右卿
愛知の光記念館で、今月12日までやってます。
 
この手島右卿(てしま ゆうけい)。昭和の三筆と言われた人で、
小字数書(少ない字での表現手法で、空海などの古法を基本としている)の専門家です。
さらに小字数書をもっって書のもっている象徴性を付与した象書の創始者でもあります。
 
僕自身も理解しているわけではありませんが、察するに、ただ、正確に文字を書くのではなく、
その字が現わす精神性などを、文字で描く、表現する、というところにこだわられたのではないかと思います。
 
間違っていたらごめんなさいとしか言えない。
 
書展にいったりすると、それこそミミズがのたくったような作品に出くわすことが多いですが、
何の文字をどういう風に表現しているか、ということを意識してみると、
その作品の創造者の感情や意図を読み取れるかもしれませんし、
読みとったつもりになれるかもしれません(それだけでいいのではないかと)
 
年賀状にも、少ない字数を選択して、
自分の感情を伝えてみる、ということをやってみると、
ひょっとしたら、何か伝わることがあるかもしれませんね。
 
整って書くだけが、字ではないということでしょう。
違うかな?
 

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