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茅の輪を抜けると・・・

「八雲百景」の主人公は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)


【セリ】 2011年11月29日


セリです。
 
最近、読み返して、やっぱり好きだなあ、っていう本に
「北神伝綺」 「木島日記」 「八雲百景」シリーズがあります。
 
いわゆる昭和初期の時代における民俗学ストーリーですが、
内容は非常に怪しいです。
 
その怪しさが大好きです。
森美夏さんの絵が賛否は分かれるかな、とは思いますが。僕は大塚英志作品の雰囲気を
上手く醸し出していると思いますがね。
 
柳田邦夫も折口信夫も出てきますし、
関東軍の安江大佐や瀬条教授のキャラクターも好きです。
彼らの下で働くのは大変でしょうけど。
 
大塚英志は筑波大学の学生だった時に柳田邦夫の弟子である人が担当だったこともあって、
設定が練っていて面白いですよねえ。
 
本人も今は教授とか博士号とったりしてますけど、何を教えてるんでしょうか。
漫画かな?
 
昨日、掃除をしていたら、つい全作読んじゃいました。
人に勧めはしませんけどね。これはアクが強くて。
 
こっちもさっさと仕分けしないといけなかったのに。
切り捨てるか。
残すか。
 
 
 
さて、本日のイベントの紹介をします。
 
 
茅の輪くぐり
 
皆さまも神社で見かけられたことはありますでしょうか。
12月中旬から31日まで
 
これは玉前神社で開催しています。
 
この茅の輪は、例の大塚+森作品のうち、最後の
「八雲百景」の最初のストーリーに出てきます。
 
有名な蘇民将来(一発変換)の故事に基づいた輪のことです。
 
神話の暴れん坊、スサノオノミコトが南の海に行く時に、
一夜の宿を求めて、裕福な弟には拒まれ、貧乏な兄に手厚くもてなされた際に
病魔を避けるお守りとして兄(蘇民将来)に渡したお守りがこの輪です。
 
今でも蘇民将来と書いた紙を玄関に張り付けたりしますね。自分は蘇民将来の子孫なので、
病魔からは助かる、というゲン担ぎです。
 
んで、この輪ですが、まあ、今の神事みたいに巨大なものが貰ったわけもなく、
腰に下げれるくらいのものだったそうですが、
現在は日本各地で、この巨大な輪を夏と大晦日に神社に設置して、
くぐり抜けるという儀式が行われているのです。
 
夏ごろ、僕の近くの神社でもやってました。
子供が藁をむしり取ろうとしていましたが、
それは皆の負のパワーが移ったもんなので、
間違っても持ち帰ってはいけません。
 
気をつけましょうね。
 
 
 
これは津島神社の

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