ブログ
死の空間としての美術館
決して冷たいわけではない。
【セリ】 2013年07月10日
セリです。
帰ってきて、すぐに入力作業して、冷蔵庫のアイスだけを楽しみにしていて。
そのアイスが溶けて、目の前で崩れ落ちた時に、どんな気分になると思いますか。
もういっそコンビニ まで走ろうかな・・・ちくしょうめぇぇええ!
しかたが無いので今はクーラーを5分だけガンガン効かせた部屋で静かに横たわっています。
気分的に寒くならないならば、もう物理的に寒くなるしかない。
ただ、効かせすぎて、本当に体温が奪われている感じですね。
このまま横たわっていると、本当に風邪をひきそうです。あと喉もやられる。
そういえば、最近体験イベントというのか知りませんが、
「入棺体験」みたいなのがあるらしいですね。
生きている時に、棺に入ってみる、というシンプルなものですが。結構人気だとか。
なんか入棺体験なんていうと、アーカードの気分を味わってみよう!みたいなイベントかと思いましたよ。
落ち着くんでしょうか・・・。棺は和洋どっちですかね。やっぱり和ですかね。
・・・さて、本日のイベント紹介です。
魂の場所
http://evenear.com/event/detail/9204/
長野のセゾン現代美術館で開催されるイベントです。
美術館という場所を、すなわち「死の空間」。「あの世の空間」と捉えた、
セゾン現代美術館のコレクション展になります。
過去の遺物が蓄積されている場所である、という意味では、
過ぎ去った人達の忘れ形見が集結しているような場所ですからね。
まだ生きている人だって、いずれは過去の人になるわけですし。
そういう意味では、すでにいなくなった人達の遺物を納める箱のようなものなのか・・・って感じです。
正直、そんな風な視点で美術館を捉えたことは無かったので、
そんなテーマを聞いただけで斬新な気分にさせられました。
さて、実際の現場ではどんな展示構成になっているのでしょう?
気になりませんか?