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世界記憶遺産の炭坑絵師
懸命に生きるだけ。
【セリ】 2013年02月21日
セリです。
今日は、平和な一日だった。
現在の職場に来て気付いたことがあります。
それは、同じ働いているにしても、
色々な会社で、随分環境が違うということ。
早朝から深夜まで働くのが当たり前だった時代もあるし、
朝遅くて、夜もそんなに遅くない時代もあります。
どっちが幸せだったかというと難しい問題です。
前社は、やっている時は確かに嫌で嫌でたまらないんですが、
それでも全力で打ち込んでいた時だったから、奇妙な充実感がありました。
後社は、なんとなく生殺しにあっている感じ。
体調は良くなりましたけどね。長生きしたいなら、無理は駄目ですけど、
短期間なら、無理も悪くなかったりします。
個人の感想ですが。
重要なのは、多分プロジェクトみたいな感じに仕立てていく事だと思われます。
しっかりゴールが用意されたレースは、決して辛くはない・・・と思う。
さて、本日のイベント紹介です。
世界記憶遺産の炭坑絵師 山本作兵衛展
http://evenear.com/event/detail/7426/
東京タワーで、3月16~5月6まで開催される展示イベント。
福岡の筑豊地域における炭鉱で、半世紀働いた人生を持つ
山本作兵衛(1892~1984)が、炭坑夫から引退してから、
その半世紀を振り返って、絵筆を握った作品が紹介されます。
高度経済成長期前の、非常に大変な時代に、
炭坑という現代では容易に想像つかない時代を生きた作兵衛氏が、
その生活の一コマ一コマを記憶をもとに描いた作品。
日本初、ユネスコ世界記憶遺産に認定されています。
落盤事故、
ガス爆発、
炭坑での娯楽、
男女混浴、
石炭を掘りだす様子・・・
山本作兵衛、秘蔵の原画をみる事によって、
かつてあった光景にタイムスリップをしていきます。
ちなみに、東京タワー開業55周年記念のイベントでもあります。
作兵衛氏が炭坑を引退したのは、ちょうど東京タワーが開業した年だったとか。