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巨匠達のパレット
気持ちの悪い色を作っていたものです
【セリ】 2012年07月27日
セリです。
ちょっとしたお仕事で、ゴルフショップを運営している会社に行ってきました。
僕はゴルフはやらないんですけどね。
ゴルフボールにクラブを当てるのがまず難しいので。
待っている間に、ゴルフショップをぐ~るぐる回って、
暇つぶしをしていました。
まあ、セットで5万円くらいのものから、
数十万するものまで、ピンキリでしたね。
皆さん試打を念入りにやっておられました。
なんというか、ゴルフをする人にとっては、クラブは相棒にも等しいのでしょう。
ゴルフだけでなく、道具を使うスポーツはみんなそうですね。
僕もバスケットをやっていた時は、ボールやバッシュを大切に扱っていたものです。
道具を大切に扱うと、ギリギリのところで救ってくれたりしますからね。
粗末に扱うと、ギリギリのところで悪い方に転ぶ気がする・・・。
・・・などと、ゴルフショップで思った事を、
同僚に語ったら「ゴルフほど道具の買い替えをするスポーツも無いよ」
と言われました。・・・むう。
さて、本日のイベント紹介です。
『巨匠たちのパレット展』
http://evenear.com/event/detail/4948/
宮崎の都城市立美術館で10月20日から11月25日まで開催されます。
パレット・・・。
それは絵具を使う画家にとって、魂を表現する為のツール。
支持体であるキャンバスは、絵を描く物にとって、自らの魂をぶつける場ですが、
表現の為の「色」は、自分が持っているパレットの中で創られます。
名画と言われる絵画は、パレットから産み出された色で描かれているのです。
そう考えると、パレットという存在もバカにはできませんね・・・。
この展示では、近代絵画の巨匠達が使っていたパレットや、
パレットを支持体として、描かれた絵などが紹介されます。
面白い視点だとは思いませんか?
パレットを単なる道具ではない視点で見る時がくるとは、
小学生の頃は思いもしませんでしたよ。
思えば、雑な扱いをしていたものです。
でも大人になって、パレットで絵を描く、という行為が
懐かしく感じられますね。