ブログ
空気を祀った神社で「空気祭り」を
空気の美味しいところにいたのではありがたみが解りがたいかも
【セリ】 2012年05月06日
セリです。
ちょっと前までは、いかに布団をかけて、寒さを凌げるかということに
執心していたというのに、今は、布団なんて必要なくなりつつありますね。
なんとなく、外の空気も温かくなってきましたし。
蒸し暑くて堪りませんね。
矢張り、周囲に自然が少ないと言うのがいけないんでしょう
コンクリートジャングルの中にいると、
空気が淀んでいます。
いつもは、全く気になりませんし、そんなに気になるようだったら
街にはいられませんが、
それでも、こういう季節の変わり目の時に、
森や公園に入ったりすると、
自然の産み出す空気の有りがたさが、感覚でわかります。
街に比べると、森は2~6℃くらい涼しくなると聞きますから、
当たり前と言えば当たり前ですね。
植物の蒸散によるものです。地熱も緩和されて、むしろ冷やされますから、
ひんやりします。
ああ、こんな事を言っていると森林浴に行きたくなってきた。
昔、田舎に住んでいた居た頃は、毎日が森林浴だったわけで、
「森林浴ってなぁに?」
といった具合でしたけどね。
もったいないことをした。
さて、本日のイベント紹介です。
山形の「空気神社」で開催される、「空気まつり」
http://evenear.com/event/detail/4171/
6月2日に開催予定です。
この空気神社ですが、
その名の通り、祀っているのは「空気」です。
宇宙の5元素(火・水・木・金・土)を象ったモニュメントが置かれ、
さらにここの本殿は、地上には柱や壁がありません。
ご神体は、甕に込められた空気で、その上には、
鏡が敷かれています。
昭和63年に「空気神社設立奉賛会」の手によって
「空気の恵みを忘れないようにするため」に作られた
世界でも珍しい神社です。
ブナ林の中で、巫女さんが、鏡の上で舞を踊り、
空気や自然への感謝の念を捧げます。
自然への恩恵を思い出すという意味では素晴らしいと思いますが、
それより、何より、変わった神社です。
この神社のある朝日町は、「地球にやさしい町宣言」をしているということで、
地域活性化にも役立てようとしているのかもしれません。
この神社を設立するキッカケとなった白川千代雄と言う方は、
「ブナ林の中で仕事をすると、疲れが少ないと思う。澄んだ空気に感謝を
しないといけない」ということを言っていたそうで。
もし、都会に疲れた人は、この場所に行ってみるといいかもしれません。
本当に身体によさそうな空気。