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黄昏時 誰そ彼時 逢魔時

夕闇迫れば・・・


【なずな】 2012年04月09日


今晩は、なずなです。

 

今日は暖かかったですね。日も伸びたし、いい季節になってきました。

買い物帰り、空を見上げれば美しい夕焼け。雲が桜色でした。夕暮れ

時の桜もきっと綺麗なことでしょう。そろそろ桜の花も散り始め、夕闇の

中に花びらが舞う様は幻想的ですね。

 

しかし、思い起こせば幼少期、ひいばあさまは良く、「日が暮れたら家に

帰りなさい。夕方は‘おうまがどき’、‘誰そ彼どき’と言って良くないものが

出てくる時間帯だから」と言っていました。確かに、薄暗くなってくると先程

まで一緒に遊んでいたはずの友達の顔もはっきり分からなってきますし、

遅くなった帰り道などは、草むらや、竹林には何かが潜んでいるような気が

して、とても怖かった想い出があります。

 

今はもうコンビニやら、自販機やら、街灯やらで、いつでも明るいですから、

あまり夕闇におびえることもなくなりましたが、昔は私の田舎なんか比べ物

にならない位、真っ暗だったでしょうし、そりゃ妖怪の一匹(一体?一人?)

や二匹出て来てもおかしくないですよね。

 

まぁ、そういった時代を懐かしんでいるのか、妖怪も見直されつつ(?)あり

ますね。私が最近読んだ漫画が『ぬらりひょんの孫』とか、『妖狐×僕SS』

とか、たまたま妖怪づいてただけですかね?

 

 

さて、今日はそんな物の怪、怪異にまつわるイベントを紹介したいと思います。

怪異とは言っても、とっても素敵で、幸せなものですよ。

 

 幻想世界の結婚式  「つがわ狐の嫁入り行列 」 

 http://evenear.com/event/detail/3893/

 

新潟県阿賀町津川で、毎年5月3日行われるお祭りです。住吉神社から麒麟山公園まで

のおよそ2キロの道のりを、狐の嫁入り行列が歩く、という幻想的なイベント。江戸時代の

嫁入り行列を再現しているのだそうです。しかも、主役である花婿・花嫁は年内結婚予定の

カップルから公募で選ばれるそうです!きゃー、素敵!こんな結婚式中々出来ないですよね。

ウェディングドレスも着たいけど、やっぱ日本人なら白無垢も着たい!と思っていた私は

個人的にかなり興味深々です。いいなー。絶対一生の想い出になりますよね。

 

しかも、このイベントの凄いところは花婿・花嫁だけではなく、行列の参加者、見物人まで

‘狐メイク’なこと。警察官、駅員、高速の料金所の職員まで狐メイクなんだそうです。

こういう町全体で盛り上がっているイベントは素敵ですよね。

 

そもそも、なぜ「狐の嫁入り」かというと、この辺りは昔から「津川の狐火」と言われ、狐火

が多く見られたそうです。麒麟山には古来より狐が住んでいたそうで、なんと、狐火の出現

率が世界一だったとか?!

 

イベントの途中では子ぎつねの祝踊りなどもあります。この子ぎつねがまた可愛いんだ!

花嫁さんが手を「こん」ってやってたりするのも可愛いです。日本全国いろんなところで、

狐の嫁入りイベントがあるようです。私の出身県でもやっていることが判明・・・。でも、

よく考えたら私、あの狐メイク似合う自信がない・・・、ということで、普通に結婚式をする

予定です。結婚式やるならの話ですが。

 


 

 

 

 

 

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