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震災から1年、理美容師達の活動
髪は切らないと
【セリ】 2012年03月11日
セリです。
外には、雪がシンシンと降っております。
さっきから、暖房の効きが悪くて、クシャミを連発しながら、キーボードを叩いています。
昨日は、車を久々に運転したので、
少々体が疲れていたのでしょう。
随分深く眠れたような気がします。3時間程ですが。
PCに向かう壁には大きな鏡が付いていて、
自分の姿映っています。
随分、髪が伸びてきたなあ、などと思いながら、
「元祖鶏がらチキンラーメンチップス」をつまんでいました。
僕の髪のペースだと、本来は1か月に1回くらいのペースで
美容院に行かないといけないはずですが、
ここ1年くらいは、
ちゃんと1か月周期で行ったことないですね。
いつも、なんだか鬱陶しいなあ、切りたいなあ、
という紋々とした思いを抱えて、
半月ほどを過ごし、
最終的に渋々向かう感じです。
そして、美容院で「ずいぶん伸びましたね~」
という定番のセリフを聞かされることになるのです。
鬱陶しい、というより、ドライヤーで乾かしている時間が
長くなってくると、切りたくなってきますよね。
あの乾かしている時間が非常に無駄に感じられるのです。
行きつけの美容院。
ずっと担当していたお兄さんがいなくなってしまって、
お姉さんに担当が変わってから、また2か月ほど行ってません。
そろそろ行かないと。
さて、本日のイベントはこちら。
「SHINSAIヲ知ル in TOKYO」
http://evenear.com/event/detail/3605/
東京、リクルートGINZA8ビルで、4月13日に実施される、シンポジウムです。
これは、2011年3月11日に震災で被災した美容師・理容師さん達が主役となった
イベントです。
本日、2012年3月11日に1年前、東北で被災した美容師・理容師さん達のインタビューを
元に制作されたドキュメンタリー集が発売されますが、今回のイベントは、
そのインタビューされた美容師・理容師さん達がゲストとして来場されます。
かつて、床屋が社交場としての機能を持っていたように、
今、被災地においても、コミュニティ活動の一旦を担っているのは、
彼ら彼女らでもあるのです。
髪を切る、整えるというのは、人間にとって、非常に重要な事ですし、
それを通じた人とのコミュニケーションの場としても有用なのです。
実際、現在彼らが中心に、被災地の方たちと一緒にバーベキューや、ライブコンサートなど、
閉じこもりがちなお年寄り達を相手に、心の支えを作ろうという活動も行われています。
行政の支援は、どうしても、美容師・理容師さんの活動支援に手が回っていないようですが、
それであればと、全国の美容師・理容師さん達が物資を支援したり、実際に現地にヘルプに
行ったりという活動も行っているのです。
未曽有の震災。
その震災と向き合ってきた、もう一つの戦いの姿をシンポジウムでは語ってもらえることでしょう。
今後、美容師や理容師を目指す方々や業界の方にも、メッセージが発信されます。