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炊き出しグランプリ開催

笑顔だけでは勝ち抜けない


【セリ】 2012年02月09日


セリです。



今日の食事は
はじめていく定食屋。


 




席はほとんど埋まっていて盛況そのもの。

 



店そのものは決して広く無いため、客と客が
肩を寄せ合って食べているような熱気溢れるお店だった。


 



店内には、定食のジャンルがびっしり壁にはってある・・・
 





店員は全部、おばちゃん。それも凄く威勢の良い感じの人ばかり
人の回転が速いためか凄い勢いで動き回って客を捌いています。



 


その、あまりの熱気に少々押され気味になりながらも、着席。
当然のように相席。


 

 


ぱっと見、魚メニューが多いので、魚料理が得意なんだろうと思って

 



「さんま定食ください」
 



「あー!! 時間かかるね~。それ」
 



時間がかかるのは困る

 

 


「じゃあ、イワシ定食」
 

 



「あ~それもかかるね~」
 



むう


 

 


「じゃあサバ定食・・・」

 

 


「それもね~」



どうしよう、詰んだ。




 

 


「じゃあ、豚角煮定食は?」

 



「ちょっと待って、聞いてみる(料理人に)

あ~・・・いけるね。それ!?それにする!?」



 

 




押し切られた。結局魚は食べられず。

 





角煮は美味しかったけれども。



 



一緒に行って、後から注文した人は(トイレに行ってた)
後から席について、さらりと「かつお定食」を注文。


 



あっさりと通る。



 




なるほど。


 





冷めた焼き魚が出てくるよりはいいお店・・・なのかな?
より上手い料理を多くの人に味わってほしいという配慮なのか。

 

 



まあ、みんな焼き魚を頼んでしまうと、時間がかかって仕方ないのでしょうね。
ほんとに、次から次へとお客さんが訪れて、戦場のような慌ただしさでした。


 

 





さて、本日のイベント紹介です。

 

 

 


3.11追悼チャリティー・炊き出しグランプリ

 


http://evenear.com/event/detail/3246

仙台の八木山ベニーランドで3月11日に行われます。



 

 


この日は、おそらく東日本大震災関連で、数多くのイベントが
日本各地で開催されると思いますが、

 



このイベントは少々目を惹きました。
 

 



これは、震災後、多くの炊き出しが東北の地で開催されましたが、

そこで行われた炊き出し料理を、今一度行い、
得点をつけてグランプリ化しようという試みです。

 

 




この得点評価には、色々な基準があり、
 


『おいしさ(栄養)
『アイデア力』
『配膳効率』
『コミュニケーション力』
『寄付金獲得量』

 



などの項目があります。寄付金獲得量、というのは、当日、東日本大震災の
津波で店を流されてしまった事業者への寄付を募っている為、
そのお気持ちをどのくらい集められるかというところですね。

 


ある意味、総合力が問われるのかもしれません。
炊き出し自体は無料です。


 

 



単に追悼に終わることなく、
先を見据えた催しだと思いますね。

 

 



単に、寄付金を募るだけでなく、
このグランプリに参加するのは、今まで炊き出しを行っていた人に
加えて、新たな炊き出しメニューを考案し、将来、有事の際に
貢献したいという人も含まれているからです。

 




次に繋がる。


 


この形は、例え、どんなに賛同者や来場者が少なくても、
やる価値があるんじゃないか、と個人的には思うわけです。



 





こういう理屈が成り立つような企画、好きですね。
 

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