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スカイツリー写真展
スカイツリーの「ソラカラちゃん」と墨田区の「おしなりくん」。仲はいいんでしょうか?
【セリ】 2012年01月18日
セリです。
雑談の中で東京スカイツリーの話題が出てました。
なんか、最近、あんまりニュース聞かないね、っていう・・・。
そうだったっけ?
昨年の初夏ぐらいは、タワーが完成したとか、そういう話題で盛り上がっていたような
覚えがあります。
それから確か、タワーの展望料金が発表された時が一番インパクトありました。
そうそう、思い出しました。値段が高いって話があったっけ。
何しろ、一番上まで登るのに3000円 (正確には350メートルの第一展望台が2000円で、
第二展望台が追加料金1000円)かかるんですよね。
しかも、当初は日時指定券500円が必要なんで3500円。
正直高すぎる、と思ったものです。カップルや夫婦だったら、上に登るだけでも7000円。
子供は安くなってるけど中学生2300円、小学生1400円、幼児900円。
上に昇って降りてくるだけで家族で1万円ですもんね~。
水族館やらプラネタリウムやらショッピングしたらさらにお金もかかるし。
いや、一回は行きますよ。
そして景色も堪能することでしょう。
でも、果たして2回も登りますかね。
そんなお金があるなら夢の国にでも行こうか、って人も少なくないんじゃないでしょうか。
スカイツリーも開業当初はいいと思います。開始して数カ月は人でごった返すでしょうね。
でも1年が立った頃に、あの値段で集客力が保てるか、って言われると・・・。
まず、東京近郊の方々は、そんなに来なくなるんじゃないでしょうか。
商業施設としては魅力的なエリアは腐るほどあるし。
では、東京ではなく、地方からの観光目的にしますか?
でも、それにしては、墨田というエリアが、観光区域
としてカスタマイズされきれていない気がします。
道も狭いし、スカイツリーの周辺にはこれといった観光の目玉が無いし。
このスカイツリー開業に向けて、大規模な工事を行っているという話も聞きません。
何より、すぐ隣に、遥か昔から観光の雄として栄えた浅草があります。
スカイツリーなんて眺めるだけなら、浅草の隅田川辺りから眺めた方が
タワー全体が見れますしね。写真撮るとき隅田川も入るし。
アサヒビールのオブジェも入るし。
バスツアーも、タワーに登る事を前提にすると、ツアー代金が高くなりすぎて
しまうので、一応タワーの下までいって、下から見上げた写真を撮って、
もしタワーに登りたい人は自由行動で別料金て感じになりそうですね。
なんであんな風に高くしたんだろう。
「国内外のいろいろな観光施設の料金を参考にした」
っていうけど、全体的な集客効果を考えたら、半額以下でもいいと思います。
その方が、タワー周辺の商業施設やら墨田区にお金が落ちるのに。
ああ、そうか、開業当初は、取れるだけ取って、
半年したくらいに、一気に下げるのかな。
それはそれでイメージ悪いですけどね。
さて、本日はそんなスカイツリーをキーワードにしたイベント紹介です。
なんだかんだいって楽しみではあるんですが、5月22日。
佐藤信太郎 作品展 「東京 天空樹 Risen in the East」
http://evenear.com/event/detail/3074
東京都港区のギャラリーで2/25まで開催される、スカイツリーの写真展。
撮影者の佐藤氏は、東京スカイツリーのライティング完成予想図における背景の
写真撮影を依頼されたのがきっかけとして、生まれ育った地に新たにそびえる
この電波塔を、2年半の時間をかけてじっくりと撮影されたそうです。
なにしろ高い建物。下町から見た描写もあれば、繁華街からの描写も
あるでしょうしね。
それによってガラリとイメージが変わるんだと思います。
かつて、浅草凌雲閣や東京タワーといった建造物が、都市のイメージを創り上げ、
歴史のシンボルとなっていたことに比較すると、
この東京スカイツリーが創る歴史もあるんでしょうねぇ。
このスカイツリーと共に歩んでいく時代が、希望の時代になればいいのですが。
この時代を生きる身としてはマジで人ごとじゃないです。