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怪人 川崎王(カワサキング)あらわる!

「すばらしき新世界」(namco x capcom)


【セリ】 2012年02月05日


セリです。

 

 

「新世界」と聞いて思い浮かぶのは何ですか?
 

 

 

ドヴォルザークの交響曲9番?

 

ONE PIECEの強者が集う最後の海?

 

大阪にある歓楽街(串カツですね串カツ!)?

 

 

 

うんうん、どれも正解でしょう。

 

 

この「新世界」という言葉、どうにも人をワクワクさせる響きがあります。

夢と、楽しさと、不安と、未知、そんなものが入り混じっているのだから仕方ありません。

 

 

 

 

そんな素敵な言葉、「新世界」ですが、

実は、かつて東京の浅草にも存在していました。ご存知でしたでしょうか?

 

 

明治の頃から昭和の中期に至るまで、東京の浅草と言えば、日本最強(あえて)の歓楽街でした。

 

 

明治の頃は、演劇場、写真館、オペラ、見世物小屋の数々、そして東京でも

トップクラスの観光スポット「十二階」の凌雲閣・・・

 

 

関東大震災で凌雲閣がぶっ壊れた後も、浅草は芸能の聖地であり続けました。

 

 

そして、1954年、浅草の阪急阪神東宝グループの株式会社楽天地と、

東急グループが創り上げた複合娯楽施設が「新世界」です。デパート・・・なのかな?

 

 

場所は、浅草十二階の南側にあった瓢箪池を埋め立てたところ。

今でいえば「花やしき」の近くですかね。

 

 

この名称が、すでに一大歓楽街と化していた大阪の「新世界」を意識したものかどうかはわかりません。

 

 

 

ただ、創設当初から怪しさプンプンです。

 

 

ビヤホール

大食堂

新世界飯店

温泉大浴場

大宴会場

温泉飲食街

和風料理街

 

 

これらからも、赤ら顔のオジサン達が集ってワイワイ騒いでいるのが想像できますが、

さらに

 

 

劇場キャバレー

アメリカンゲームセンター

音楽喫茶

マジックランド

プレイランド

海底20000マイル(?)

 

 

など、非常に楽しそうな場所ですね。

入場料を払う制度だったのかな?確か。

 

 

 

昭和に入っても、この辺りは、花やしきもそうですが、ミステリアススポット。

まさに「魔窟」と言ってさしつかえないほどだったとか。

 

 

とにかく、暗かったそうです。

夜はそれなりに灯りはついていたのでしょうが、

昼間は暗さが目立ったのでしょうね。

 

 

 

小学生は出入り禁止(禁止されていただけで、行った小学生は沢山いたでしょうが)。

行くとしても大人と一緒。

何しろ、売っている物は怪しいモノばかり、売っている人も怪しい。

本当に人攫いがいても、全くおかしくない雰囲気だったとか(いたのかもしれません)。

 

 

 

ただ、そんな怖い場所だったにも関わらず、

当時を知る人に聞くと、とても懐かしそうにされます。

 

 

 

現在は、新世界も無くなってしまい、

競馬のウインズが残るのみになってしまいましたが、

あの場所は、まさに「夢の世界」。

どれもが、面白く、恐ろしく、怪しく、楽しいものだったのでしょうね。

 

 

 

そんな新世界を知らない僕は、その話を聞くと、とても羨ましくなってしまうわけです。

子供の頃って、そういう未知の世界を必死で探していたような気もするんですが、

 

 

浅草には探さなくてもそういう場所がいたる所に存在していたわけです。

羨ましいです。

 

 

 

 

 

怪人 川崎王(カワサキング)からの挑戦状 ~進め!かわさき探偵団~

http://evenear.com/event/detail/2965

東京、川崎市で開催される謎を解いていくクイズラリーイベント

 

 

 

うん、こういう怪しい存在が出てくると、なぜか俄然面白そうになります。

かの江戸川乱歩の傑作である「怪人二十面相」。

彼も怪人でしたが、彼のような存在がいなければ、あの明智小五郎シリーズ、

そして少年探偵団シリーズはあそこまで少年の心をトキめかせなかったでしょう。

 

 

 

今、思い起こすと、怪人二十面相は、本当に変なモンにばっかり化けていたような気もします。

化け物に化けて、世間を恐怖に陥れるのが好きだったんでしょうねえ。

 

 

もし、必死でシチュエーション作りを頑張った結果、

誰もそれに触れてくれなかったら悲しいですね。

 

 

警察も、坦々と対処してたりして・・・

 

 

 

 

そんな世の中はやっぱりツマランでしょう。

傍目から見てたら面白いですけど。

http://www.ashinari.com/

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