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モザイク美の世界 

04.20[土]~11.24[日] / 神奈川県 / 箱根ガラスの森美術館

≪ガラスと木。時空を超えた東西二つのモザイクの世界≫

2013/04/23(公開:2013/04/22)

箱根ガラスの森美術館で開催される「ヴェネチアン・グラス」と「箱根寄木細工」がテーマの展示イベント

◆幾何学模様や、花模様といった、まさに匠の技術を誇る、「ヴェネチアン・グラス」におけるモザイクガラス技法。
この技法は、紀元前1世紀も遡る「古代ローマ」時代において、同様のものが仕様されていました。このモザイクガラスの技法は、制作工程が非常に複雑である為、いつしか消失した技術となりました。

しかし、時を超えて19世紀後半。ヴェネチアにおいては制作技法を研究しヴィンツェンツォ・モレッティ(1835~1901)によって古代ローマ時代のモザイク・グラスの坏や皿などを復元していきます。そうして、古代の「モザイク模様」を甦らせたヴェネチアン・グラスは、世界的に高い評価を受けていきます。

そして、時を同じくして、ヨーロッパにおいては、日本の寄木細工も人気となります。それは木の美しさを充分に活用させ、精緻な幾何学文様を創造したものでした。
これら日本の寄木細工はウィーン万国博覧会(1873年)にて紹介され、明治時代には箱根において外国人向けの小箱から、ライティングビューローといった大きな家具まで、多くの作品が創りだされました。
それらの作品は日本で販売されるだけでなく、ヨーロッパを中心に盛んに輸出されることになります。

このイベントにおいてはヴェネチアのモザイク・グラス作品約90点に加え、ヨーロッパより日本へと里帰りすることになった日本のモザイク作品「箱根寄木細工」30点が紹介されます。
木とガラスという、素材こそ異なりますが、その多彩な表現性において多くの共通点を持つ2つの技法。
多彩なるモザイク美の、世界初なる競艶を、是非ともご覧ください!

◆展示数・・・約120点

◆年中無休

(2013/4/18 時点の情報)
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Comment紹介者コメント

イべニアスタッフ:セリ
「ガラス発祥の地にて作られたモザイク技法。
最初期のものは、メソポタミアで出土しているといいます。
この古代ローマの技法は、ヨーロッパで一端廃れていく一方で、
シルクロードを通って日本にも伝わっていました。

壮大な歴史がこの二つの技法の間には存在しています」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
会場 箱根ガラスの森美術館
開催日時 2013年04月20日~2013年11月24日 09:00~17:30
料金 大人 1300円  大高生1100円   小中生 800円 
TEL/FAX 0460-86-3111 / 0460-86-3114
MAIL
参考URL http://www.ciao3.com/museum/kikaku/2013_glassmosaic_yosegi/index.html
ドレスコード
アクセス 歩き:小田急線箱根湯本駅から箱根登山バス(湖尻桃源台行)に乗って25分程度 車:東名御殿場ICから国道138号線で、箱根方面へ仙石原へ国道138号沿い
駐車場 期間中無料 250台まで
運営元 箱根ガラスの森美術館

※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。

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