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重要文化財指定記念 八瀬童子 -天皇と里人- 

12.15[土]~01.14[月] / 京都府 / 京都文化博物館

≪天皇側近の里人達、千年の歴史≫

2012/11/04(公開:1970/01/01)

京都文化博物館で開催される、比叡山麓で、独自の共同体を築いていた「八瀬童子」関連資料の展示イベント。

◆「八瀬童子」とは、1000年の長きに渡り、京都洛北にある比叡山の麓「八瀬」で独自の村落共同体を構築してきた人達です。
今回はその「八瀬童子」関連資料が京都文化博物館で紹介されます。

かつて、寺院に属していたとも言われる「八瀬童子」は延暦寺とも密接な結びつきがありました。
彼らは庶民の立ち位置ではありましたが、その陰で、天皇や公家といった皇室に、将軍家といった時の権力者達と深い繋がりを持っていました。
明治以降も、日本政府より天皇大礼(たいれい)・大喪(たいそう)駕輿丁(かよちょう)(輿を担ぐ職業です)に任命されています。
今回の展示では八瀬童子と八瀬地域が持つ特質に触れます。

今回紹介されるのは、絵図や古文書、装束、写真といった「八瀬童子関係資料」741点より厳選70点になります。この資料は、国の重要文化財に指定されています(2010年)。

◆主な展示品
・明治天皇大喪奉舁参観図写真
・山門結界裁許絵図(重要文化財)
・木造十一面観音立像(重要文化財)
・織田信長朱印状(重要文化財)
・後柏原天皇綸旨(重要文化財)


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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:セリ
「八瀬童子は、現在の京都市左京区にある八瀬に住んでいた村落共同体の人達で、
延暦寺との繋がりを持ち、室町時代からは天皇の駕籠を担ぐ役などを担っていたそうです。
かつては髪の毛を結わず、長髪で童のような姿を大人になってもしていたとか。

天皇も、長い時代には様々な危難に逢う事もありましたが、
八瀬の人達は、天皇につき従い、時には護衛のような事もしていたと思われます。
そうした歴史的な功績から、地租永代免除といった特権も得ていました。

近世では、八瀬の人達が皇室と断絶していた期間もありましたが、
明治天皇、大正天皇の葬儀には、この八瀬の人達が参加しています」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 京都府京都市中京区三条高倉
会場 京都文化博物館
開催日時 2012年12月15日~2013年01月14日 10:00~19:30
料金 一般500円、大学生400円、高中小生無料
TEL/FAX 075-222-0888 /
MAIL
参考URL http://www.bunpaku.or.jp/exhi_yase.html
ドレスコード
アクセス 歩き:地下鉄「烏丸御池駅」から三条通りを東へ歩いて3分
駐車場
運営元 京都府、京都文化博物館、京都市歴史資料館、日本経済新聞社

※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。

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