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花と妖精のヨーロッパ─挿絵が誘う『もうひとつの世界』─

06.12[日]~07.17[日] / 東京都 / 東洋大学井上円了記念博物館 展示室

シニカルに、ロマンティックに、そしてノスタルジック

2016/05/30(公開:2016/05/30)

東洋大学井上円了記念博物館 展示室で開催される「妖精」がテーマの展示イベント

2015年度、井上円了記念博物館にて「ヨーロッパのメルヒェン世界─グリム童話と挿絵の黄金時代─」というテーマでの企画展が開催された。この展示では、19世紀後半~20世紀前半にかけての「挿絵の黄金時代」を代表する挿絵画家の作品に焦点をあてて、印刷技術という複製技術の進歩とともに変遷していった表現のかたちを比較し、「挿絵」による装飾と叙述という2つの役割について検証していった。
 
2016年度は、ヨーロッパの絵本と挿絵に関係する展覧会の第2弾ということで、東洋大学附属図書館主催による企画展「花と妖精のヨーロッパ─挿絵が誘う『もうひとつの世界』─ 」を開催する。

紹介するフランスの風刺画家J・J・グランヴィル(J.J. Grandville, 1803-1847)、スイスの絵本画家エルンスト・クライドルフ(Ernst Kreidolf, 1863-1956)、イギリスの挿絵画家シシリー・メアリー・バーカー(Cicely Mary Barker, 1895-1973)といった、19世紀以降にヨーロッパで活躍している3人の挿絵画家を取り上げる。

特徴的なのは、“自然”の表象、すなわち森や野原の植物、虫たちを、シニカルにあるいはロマンティックに、時にはノスタルジックに描いているところである。風刺画と寓話、はたまた写実と空想のはざまに位置するシュールな挿絵世界といえる。

そうした作品を歴史的かつクロスエリア的に比較考察する。ヨーロッパにおいて異彩を放った挿絵画家たちの作品を通じ、現実世界とは異なる「もうひとつの世界」(the other world)へといざなう。

◆バーカーの妖精画
かつて森永製菓の「ハイクラウン」というチョコレートの中に入っていたオマケの「妖精カード」。その絵は、上述のバーカーの妖精画である。

◆日時
2016年6月12日(日)~7月17日(日)

◆開館時間
月曜日~金曜日 9時30分~16時45分
土曜日 9時30分~12時45分
*6/12(日)、7/16(土)、7/17(日)の開館時間は、オープンキャンパスおよび学びライブの開催時間に準じます。

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「妖精たちはとっても気ままで、いたずら好きな表情を浮かべています。関わると痛い目を見そうですが、なぜか魅力的ですね」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都京区白山五丁目28番20号 東洋大学白山キャンパス5号館1階
会場 東洋大学井上円了記念博物館 展示室
開催日時 2016年06月12日~2016年07月17日 00:00~00:00
月曜日~金曜日 9時30分~16時45分
土曜日 9時30分~12時45分
*6/12(日)、7/16(土)、7/17(日)の開館時間は、オープンキャンパスおよび学びライブの開催時間に準じます。


◆会期中の休館日
6/19(日)、6/26(日)、7/3(日)、7/10(日)
*6/12(日)、7/17(日)は開館します。
*詳しくは、Webページの開館カレンダー(開館状況)をご覧下さい。
料金 無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://www.toyo.ac.jp/site/museum/102447.html
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