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オノ・ヨーコ展「硝子の角」

05.14[土]~06.25[土] / 東京都 / 小山登美夫ギャラリー

ガラスの作品とそこに広がるオノ・ヨーコの世界観

2016/05/10(公開:2016/05/09)

千駄ヶ谷・小山登美夫ギャラリーで行われる、オノ・ヨーコ氏の個展

千駄ヶ谷・小山登美夫ギャラリーにて、5年ぶり2回目となるオノ・ヨーコ氏の個展が行われる。

鍵、ハンマー、シャベルがモチーフとなった、2014~2016年に制作されたガラスのエディション作品。そして、2003年パリ市立近代美術館で行われた個展「Yoko Ono Women's Room」にあわせ出版された書籍『Spare Room』のテキストを、障子を用いたインスタレーションで構成する。

心に感じた想い、想像上の出来事、そして実際の体験を基にしたオノの短いテキストが、空間全体に広がる。

1950年代以来オノ・ヨーコは、鑑賞者の想像力を解放させ、行為を触発し、政治や社会の矛盾に切り込むような作品を発表し続けている。その表現形式は美術、音楽、映像、パフォーマンス、詩と幅広く、フルクサス、コンセプチュアルアート、ヴィデオアート、フェミニストアートなど、重要な芸術運動にも多くの影響を与えている。

特にオノは独自の詩のあり方により、コンセプチュアル・アートの先駆者として、現代社会の深刻な課題に対して、ユーモアをも含んだ思索的な表現で世界中に発信してきた。それらは、外部からの攻撃に屈せず、社会の規範や固定された価値観へ疑問を投げかけるオノの揺るぎない意思によって生み出されてきす。

また生と死は人間の根源的運命という、実存的視点から見つめる表現により、彼女の作品は社会が変化を迫られる時に未来への力や希望を与えてきた。

たとえば、オノは自身の芸術的創造に関して、1966年のテキスト<ウェズリアンの皆さんへ>において「外の沈黙に通じるための内的沈黙を必要とする」一種の音楽であると述べ、彼女にとっての唯一存在する音楽とは、思考する「心の音」であり、彼女の作品は、他の人々の心の中に鳴っている音楽を引き出すためにあるのだと語っている。

彼女は長年にわたり、常に自分が感じた事に耳を傾け、現実社会のかすかな気配を聴きわけながら、作品制作と観客との出会いの中に真実や希望を見いだすべく表現、探求し続けている。

<開催日時>
2016年5月14日(土)~6月25日(土)
OPEN:11:00-19:00
休廊日:日、月曜日 及び 祝日
入場無料
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「見ていると心が鎮まるような、不思議な作品たちです。ガラスで作られた日用品が表すものとは何なのでしょうか?

渋谷ヒカリエにある8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにおいても、オノ・ヨーコさんの個展『見えない花』が同時開催されます」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-10-11 
会場 小山登美夫ギャラリー
開催日時 2016年05月14日~2016年06月25日 11:00~19:00
休廊日:日、月曜日 及び 祝日
料金 入場無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://tomiokoyamagallery.com/exhibitions/onoyokogarasunokado2016/
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