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内田文武 風景論

05.13[金]~05.25[水] / 東京都 / GALLERY SPEAK FOR

まるで影絵のような新しい侘び寂び表現

2016/04/30(公開:2016/04/30)

GALLERY SPEAK FORで開催される内田文武氏の個展

渋谷・GALLERY SPEAK FORで、アーティスト・内田文武氏による個展「風景論」が開催される。

風景と人。これらは相反するもの同士ではなく、お互いの深い関係性のなかに存在している。日常で見慣れているありふれた町並み、雑然と横切る電線の眺め、凸凹と混在する新旧のビル群など、日本的な シティスケープをグラフィカルに整理しながら、その中に生きる私たちの心を表す舞台装置であるかのように再定義して見せるのが内田文武氏の絵だ。

マニエリスムとは対照的な、クールな眼差しによって封印される風景画であるのに、見る者の眼へ深い浸透力で入り込める力がある。反対に、人物を描いた絵であっても、無機質なオブジェクトとして扱う筆致から生み出されており、見ていると風景に向き合う時と同質の感傷に包まれる面白さを感じることができる。

彼の絵の影絵のようなエッセンスと集約力は、洗練された色彩バランスとあいまって、新しい侘び寂び表現とも評されている。

世界的なクリエイター年鑑「 LE BOOK」の海外版の装画を担当して国際的な注目を集め、CDジャケットやパッケージデザインも手がける内田氏。最近では全国各地の繁華街に掲げられたビルボード広告で、彼のアートワークが街の風景の一部として溶け込んでいるのを見ることができる。

同展は彼にとって、東京での約3年ぶりとなる個展となる。風景と人との相関点に着目して独自の創作を 続けてきた、内田氏のこれまでの多様な創作の深奥を一堂に紹介する構成となる。近作から大小約40点を展示・販売するほか、新作ZINE、立体作品やポストカードセットなども紹介・販売される。 また、絵のなかに鑑賞者自身の姿を配置して、1点ものの作品とするカスタマイズオーダーも可能。

<日時>
2016年5月13日(金)~5月25日(水)
11:00~19:00  ※最終日のみ18:00まで
木曜休廊

<ギャラリートーク>
2016年5月13日(金)18:30~19:00
作品解説=内田文武 

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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「シンプルなのに温かみのある作品です。さまざまな雑誌や広告も手掛けていらっしゃるので、見たことがある方もいるかもしれません。

絵のなかに鑑賞者を入れ込んだ、カスタマイズオーダーの作品もできるとのこと」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR 2F
会場 GALLERY SPEAK FOR
開催日時 2016年05月13日~2016年05月25日 11:00~19:00
※最終日のみ18:00まで
木曜休廊
料金
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://www.galleryspeakfor.com/
ドレスコード
アクセス
駐車場
運営元

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