面白いイベント情報を求めてイベニア

| イベント情報 |



SHARE

facebook

Twitter

細胞アーティスト Ouma個展「Cellular」

03.03[木]~03.19[土] / スペイン / Werner Thoni Artspace

元獣医師がメスで作り上げる巨大な『細胞』切り絵に包まれる体験型アート

2016/03/06(公開:2016/03/01)

バルセロナ・Werner Thöni Artspace WTAで行われるアート展示イベント

元獣医師の細胞アーティストOuma(オーマ)が、スペイン・バルセロナのギャラリー「Werner Thoni Artspace」で、3月3日~19日まで、個展「Cellular(セルラー)」を開催する。

高さ260cm×幅290cm×奥行き310cmという巨大な切り絵によるインスタレーション作品を展示。この作品は手術用のメスなどでカットされた和紙を、細胞膜に見立てて箱状に設置したもの。長く伸びた一部を赤くペイントし、ギャラリー内部の空間を埋めるように紙を配置している。

「だから、私は生きている(What lets me live for)」と名付けられた作品は、1人1回に限り、自分の心臓のサイズ(こぶし大)に好きな場所を切り取ることが可能。切り取ったピースは持ち帰ることもできる。(1ピースにつき10ユーロ。他人のカットしたピースも10ユーロで持ち帰れる)

この作品は、アメリカの生理学者ベンジャミン・リベット氏による「ヒトが意識する約0.5~1秒前に、脳は行動を起こす準備を始めている」という研究をベースにしている。観賞者にさまざまな「選択」の瞬間や「行動の制限」を提示し、それが本当に本人の「自由意志」による選択や行動なのかを問いかけるような構成となっている。

<細胞アーティストOuma(オーマ)とは>
東京都出身。元獣医師/細胞アーティスト。2011年2月に臨床獣医師を辞め、アーティストに転向。2013年1月に六本木のUNAC TOKYOにて初個展。治療の代替としてのアートの探求を目指し、生命の最小単位である「細胞」をモチーフとした体験型の作品を制作している。世界中の人から絵を集め、空のように美しい作品をつくるというアートプロジェクト「SORAプロジェクト」を主宰。家賃0円クリエイターズシェアハウスTOLABL住人。

<開催期間>
2016年3月3日(木)~3月19日(土)
月~金18:30~20:30、土12:00~20:00 日曜休み。


(2016年3月1日時点の情報)
>さらに読む

Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「部屋が巨大な細胞膜に包まれる不思議な作品。赤くペイントすることで“生”を感じる気がします。元獣医さんということで、メスなどを使って作品を作ったそうです。

バルセロナにはさまざまな現代アートを展示するギャラリーがありますが、この会場はスイス出身の現代アーティストの方が立ち上げたそう。バルセロナの人たちにもうけそうな、斬新で魅力ある作品です」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 スペイン海外C/Legalitat 49 - Bajos 1ª, 08024 Barcelona
会場 Werner Thoni Artspace
開催日時 2016年03月03日~2016年03月19日 00:00~00:00
月~金18:30~20:30、土12:00~20:00 日曜休み。
料金
TEL/FAX /
MAIL
参考URL
ドレスコード
アクセス
駐車場
運営元

※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。

RankingPointランキングポイントの投稿

ランキング結果に反映されます。是非ご投票ください!