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オリビエ・ルビュファ写真展「地上1フィートの王国」

11.16[月]~11.28[土] / 東京都 / ヴァニラ画廊 新画廊 新画廊 新画廊 展示室 B

欲望とナルシシズム渦巻く、オリビエのハーレム王国。

2015/10/14(公開:2015/10/14)

東京のヴァニラ画廊で開催される展示イベント

フランス人写真家であるオリビエ・ルビュファ氏は、着せ替え人形のバービーと同サイズにリサイズした自らの肖像を用いて、彼女たちとの共存をテーマにした物語性あるコラージュ作品を発表してきた。

オリビエとバービーたちが住んでいる舞台は、散歩道や美術館における出来事といった日常生活ワンシーンから、西部劇・神話・宗教画まで多岐にわたる。

そこでは、欲望とナルシズムが渦巻く享楽的な性のイメージを介入させつつその営みを表現している。さらに大病を患って以来は、舞台を医療や介護の場へと移して自らの死生観を色濃く投影した、より私的な作風へと変化を持った作品となっている。

画一的で奇怪なポーズと微笑みを浮かべた人形たちに囲まれて、高さ30cmの目線からユーモラスかつシニカルに虚構と現実を探求するオリビエの作品。

今回、日本初個展では新旧作の各代表作を列挙。氏が創り上げたハーレム王国の軌跡を辿る。

◆プロフィール
オリビエ・ルビュファ
1958年セネガル・ダカール生まれ。1980年よりフランス・マルセイユ在住。
1978年頃から写真を独学し、1980年代初頭、モード、広告、建築、産業関連のカメラマンたちのもとでアシスタントを務める。マルセイユ在住のアーティストたちとの交流を通じ、1983年2人の画家とともに「ギャラリーR.B.A.」を設立。1997年、エクサンプロヴァンス大学にて造形美術修士号を得る。1998年、生まれ故郷のダカールを訪れ、それ以来マルセイユとダカールを行き来している。
玩具と人形の世界の中の自分を撮った一連の作品の他、セネガルとギニアビサウのシャーマニズムとアニミズムをテーマにした作品は、1990年以降フランスのみならず各国の展覧会に出品されている。

◆日時
2015年11月16日(月)~11月28日(土)

◆場所
ヴァニラ画廊展示室B(東京都中央区銀座八丁目10番7号 東成ビル地下2F)
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「当たり前ですが、バービー達の表情はいつも一つ。そこはかとない笑顔です。
そこに自らの姿を投影することで、一つの世界を創造してしまったオリビエ氏。

虚構に生きるなら、これだけ徹底しなければダメなのかもしれませんね。
そこまでして、ようやく虚構は現実となるのでしょう」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都中央区銀座八丁目10番7号 東成ビル地下2F
会場 ヴァニラ画廊 新画廊 新画廊 新画廊 展示室 B
開催日時 2015年11月16日~2015年11月28日 00:00~00:00
料金 入場料500円(展示室A&B共通)
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://www.vanilla-gallery.com/archives/2015/20151116b.html
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