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2014/05/02(公開:2014/05/02)

「月がみていた話」チラシ

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京都の劇団、ニットキャップシアターによる新作公演が5月に行われる。

アンデルセンの連作短編集『絵のない絵本』をもとにして、3人の作家が描く多彩な劇世界。想像力に乗って旅するような、 短篇演劇集となっている。

今回の舞台の原案となっているアンデルセン『絵のない絵本』は、月が貧しい絵描きの若者に、窓から世界中の出来事を語りかけるという掌編集((短編よりも短いストーリー)です。はるか昔からどこにでも顔を出す月が語るお話の内容はインドの少女の話、フランス王宮の話、中国の話、そして遠い過去の話など、様々。

ニットキャップシアターの『月がみていた話』は、『絵のない絵本』にある「月がみていた」というかたちを借りて、いわば「旅行体験ができる演劇」を目指している。観客は想像力という乗り物に乗り、劇世界を旅する。

今回、脚本を担当するのは、北九州芸術劇場でディレクターも務める劇団「飛ぶ劇場」の泊篤志氏、札幌を拠点に活動する劇団「intro」のイトウワカナ氏、京都を拠点にするニットキャップシアターのごまのはえの3人。

九州、北海道、関西。地域を越えて集まった3人の劇作家。そして、多様な人物を演じわけて、サックス、ピアニカ、ギター、カホンなど、たくさんの民族楽器による音色を奏でる俳優たちが、あなたを「旅する演劇」へと誘う。