2013/10/30(公開:2013/10/30)
ルシア祭り(Sancta Lucia):スウェーデン
聖ルチア祭、聖ルシアの日とも言われる。イタリア・シチリア島の出身、盲目の殉教者、光の聖女とも言われている聖ルシアを称えるお祭り。
北欧諸国で毎年冬に行われ、クリスマスの始まりであるアドベント(待誕節)と共に行われる。同時に行われる。ストックホルムのスカンセン野外博物館では、ルシア姫やくの少女が白いドレス、赤い帯、ろうそくがついた冠をかぶって行進する。「サンタ・ルチア」の歌を歌いながら歩く。
聖ルシア祭の夜は、昔の暦では冬至の日にあたる。この日は夜が一番長く、この後から少しずつ夜が短くなることから遠い春を待ちわびる行事でもあった。
現在のような方式で行われるようになったのは1764年から。また1927年にストックホルムの新聞社が初めてルシア行列を行ったことがきっかけで、この習慣が広がったという。
(2013年10月30日時点の情報)