2013/07/10(公開:1970/01/01)
引き裂かれる光 ブルー・カタストロフィー [むらさき] レッド・イリュージョン
長野のセゾン現代美術館で開催される「ブルー」「むらさき」「レッド」をテーマにしたアート展示イベント
◆アーティスト
三浦雅士
◆図書館は死者の言葉に満ちています。図書館がしばしば死の空間、あの世の空間として捉えられる理由ですが、もしそうならば、同じように美術館もまた死の空間、あの世の空間ではないでしょうか。作家の多くは、美術館に作品が飾られ美術史において永遠に語られることを願っているとすれば、彼らは死の空間、あの世の空間を目ざして画いていることになります。いったい死とは何か、永遠とは何か、現在とは何か、そして記憶とは何か。美術館はほんとうはこのような問いの充満した空間なのではないでしょうか。
[関連イベント]
三浦雅士氏(文芸評論家)ギャラリートーク
「図書館と美術館」
日時: 7月13日(土) 14:00~
ゲスト: 柴田元幸(翻訳家)
「魂の現象学」
日時: 8月24日(土) 14:00~
ゲスト: 鷲田清一(哲学者)
「視覚空間・死・言語空間」
日時: 9月14日(土) 14:00~
ゲスト: 吉増剛造(詩人)
各日定員30名、先着順
◆休館日・・・木曜
◆12月~4月下旬まで休館です。
※8月は無休
(2013/6/26 時点の情報)