2013/03/09(公開:1970/01/01)
日本画家が追求した女性達 「麗しき女性の美」
姫路市立美術館で開催される国内および世界の「絵本」原画展示イベント
◆日本でも人気の印象派は、発祥の地フランスだけでなく、世界各地に伝播します。フランスの隣国ベルギーでは、モネやピサロといった印象派の画家たち以上に、点描で描くシニャックらの新印象主義が画家たちに大きな衝撃を与えます。こうしてベルギーでは、印象派は独自の発展を遂げますが、その中心人物となったのがルミニスム(光輝主義)を主導したエミール・クラウスです。
このたびの展覧会では、クラウスの作品を中心に、彼の元に集まったベルギーの印象派の画家たち、さらにその源となったフランスの印象派、そしてこのクラウスに学んだ日本人画家児島虎次郎と太田喜二郎の日本の印象派と、ベルギー、フランス、日本の3つの印象派を約70点で取り上げます。
これまであまり注目されることのなかったベルギーの印象派の光まばゆい世界をお楽しみいただける貴重な機会となることでしょう。
◆休館日・・・月曜、ただし4/29日(月・祝)、5/6日(月・祝)は開館。5/7日(火)は休館
(2013/3/3 時点の情報)