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2012/09/19(公開:1970/01/01)

高岡市美術館「森村泰昌モリエンナーレ/まねぶ美術史」チラシ

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 美術家の森村泰昌(1951年生まれ)は、セルフポートレイト(自画像)の手法により自らの身体を作品に取り込むことで、「モナリザ」やマリリン・モンローのような世界の名画や有名人を表現する作家として知られます。それは、幼少よりら親しんだ様々な名作や、次々に生まれる日本の新しい美術の動向などに影響を受け、それらを“まねぶ(まなぶ)”ことから始まりました。
 本展は、森村自身の芸術活動と、日本を中心とする戦後現代美術の歩みをシンクロさせながら、森村が影響を受けたアーティストの作品を、その影響のもとに森村が子供時代あるいは学生時代に制作した作品とともに展示し、それらと出会った当時の思い出を語るテキストなどとともに紹介します。森村というフィルターを介して形成された個人美術史を俯瞰することで、森村芸術の源泉を味わうだけでなく、1950年代以降に新しい美術の動向として紹介された歴史に残る著名な作品を鑑賞しながら、戦後日本の美術を“まなぶ”ことができる展覧会です。森村の体験と同じ年代にあたる小・中・高校生・大学生をはじめ、過ぎ去りし当時を振り返る大人たちまで必見の展覧会です。

○関連イベント
1)大学・高校生に語るモリエンナーレ・ギャラリートーク
 講師 森村泰昌氏
 日時 9月22日(土)午後2時~
 場所 企画展示室
 内容 富山大学芸術文化学部と富山県立高岡工芸高等学校の学生たちを交えてのトーク
 ※一般の方の聴講も可能です[要観覧券]

2)ギャラリーツアー
 講師 安達博文氏(画家、富山大学芸術文化学部教授)、橋本文良(版画家、当館副館長)
 日時 10月13日(土)午後2時~
 場所 企画展示室
 ※どなたでも聴講できます[要観覧券]

3)ドキュメンタリー特別上映会
 美術家・森村泰昌の1996年以降の歩みを、作家本人の映像作品をふくめた岸本康監督によるドキュメンタリー映像でご覧いただきます。
・上映スケジュール  いずれも午後2時~、各日1回限り上映[鑑賞無料]
 9月23日(日) Chap.0+2(合計64分)
 10月6日(土) Chap.0+1(合計64分)
 10月7日(日) Chap.1+2(合計74分)
 10月8日(月・祝)Chap.3(合計62分)
 10月14日(日 Chap.3(合計62分)
 10月20日(土) Chap.0+2(合計64分)
 10月21日(日) Chap.0+1(合計64分)
 10月27日(土) Chap.1+2(合計74分)
 10月28日(日) Chap.3(合計62分)
 ※会場 地階ビトークホール