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2012/06/28(公開:1970/01/01)

いきmonoがたり -「ファーブル昆虫記」&「シートン動物記」の世界-

イベントの写真

町田市民文学館 ことばらんどで開催される“野生動物をテーマにした動物文学”についての資料展示イベント


◆町田市在住の動物文学者である「小林清之介(1920~)」は幼少の頃に目覚めた昆虫採集や、スズメなど野鳥達の野外観察や飼育体験を通じ、絵本や幼年読み物の世界に、科学的な視点を採り入れてきました。本展では、小林清之介の目を通じて語られる『ファーブル昆虫記』や『シートン動物記』が紹介されます。

◆世代を超え読み継がれている『ファーブル昆虫記』に『シートン動物記』。
誰もが幼き頃に読んだ昆虫達の不思議な生態や、絶滅の危機にさらされながらも雄々しく生きる野生動物をテーマにした動物文学の名作を採り上げた企画展です。

◆展覧会の見どころ
『シートン動物記』の世界観をよりリアルに体感して頂く為、「ハイイロオオカミ」や「ヒグマ」「アライグマ」「アカギツネ」といったシートンが著作の「動物記」でテーマとした動物達の剥製が展示されmす。文学館としては初の試み!
さらに『ファーブル昆虫記』に描かれたフランスの昆虫たちの標本ボックスも見ることができます。日本にいてはなかなか目にできない、珍しい昆虫たちの実物標本もあります。

◆絵本の挿絵原画、昆虫写真など、ビジュアル資料も多数展示
「文学展ってむずかしい・・・」「敷居が高そう・・・」そんなイメージを持っている方も多いはず。
今回の展示では、大人や子どもが一緒に楽しめるように、美しい挿絵や装幀原画、昆虫写真のパネルなどが多数用紙してあります。

◆小林清之介(こばやしせいのすけ)
・・・1950年代から町田に暮らす。雑誌編集者を経て、著述業に専念。
動物文学者・高島春雄、昆虫学者石井悌の指導で動物の飼育観察に打ち込む。角川源義、石川桂郎に俳句を学ぶ。「動物文学の基礎は、動物に対する理解と愛でなければならない」
とし、大人向けの随筆や動物俳句から、童話、絵本など動物文学者
として幅広い活動を展開する。ことに児童向けの「ファーブル昆虫
記」(3種類)や「シートン動物記」は版を重ね、現在でも多くの子
どもたちに愛読されている。」




◆関連イベント

・オープニングイベント「いきmonoパラダイス 動物たちについて語ろう!」
7/21日(土) 10:00~11:30
おはなし:あべ弘士(絵本作家)さん   定員:100名(先着順) 
※事前申込不要 直接文学館2階展示室へお集まりください。

北海道・旭山動物園での飼育係時代に色々な動物たちを触れ合った経験を持つ絵本作家のあべ弘士さん。最新自作絵本の読み聞かせと、現在でも、動物たちの取材のために世界各地を旅するあべさんに、いきものと仲良くなる秘訣を伺います!

・おはなし会「紙芝居とアニメで楽しむ ~ いきmonoがたりがいっぱい! ~」
7/29日(日)  /  8/18日(土) 各日とも10:00~11:30 
上演:町田かみしばいサークルふわふわ座 
定員:各日100名(先着順) 
※事前申込不要 直接文学館2階大会議室へお集まりください。

・大人向け講演会
「養老孟司の体験的『昆虫記』~僕が「虫屋」になった理由(わけ)~」
9/2日(日)14:00~15:30
講師:養老孟司(東京大学名誉教授)先生  定員:80名(申込順)
※申込方法:8月1日(水)12:00~ 042-724-5656にて受付開始

大の昆虫好きとして知られる養老孟司先生。幼い頃から今日まで、養老先生を魅了してやまない虫たちの魅力について存分に語っていただきます!


・担当学芸員によるギャラリー・トーク
7/25日(水)、8/4日(土)、8/22日(水)、9/5日(水)  14:00~15:00
※事前申込不要 直接文学館2階展示室にお集まりください。


◆休館日・・・毎週月曜日(※9/17は開館しています)8/9日(木)、9/13(木)

(2012/6/27 時点の情報)