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極楽へのいざない-練り供養をめぐる美術-

09.07[土]~10.20[日] / 京都府 / 龍谷大学 龍谷ミュージアム

≪極楽浄土がやってくる。お迎えの様子を再現≫

2013/08/23(公開:2013/08/23)

京都の龍谷大学龍谷ミュージアムで行われる、練り供養がテーマの展示イベント

練り供養とは・・・お面や装束を身に付けて、仏菩薩に扮した人々が行う、人が亡くなったときに極楽浄土がお迎えにやってくる来る様子を演じる宗教行事のこと。

人がこの世を離れるとき、極楽浄土より阿弥陀如来と、その一行がお迎えに来る。この臨終観は、平安時代中期から日本中に広く浸透した。極楽に行きたい、阿弥陀に来迎してほしい、と願う強い思いが浄土教美術の源泉となった。そして、お迎えの様子が実演により表現することも行われた。迎講(むかえこう)、来迎会(らいごうえ)、練り供養(ねりくよう)などと言われる行事になった。

この行事の背景には、多くの物語や仏像・仏画によって育まれ、表されてきたイメージがある。イメージを具現化したものが練り供養である。この展示では、練り供養と関わりもある仏像・仏画を紹介し、練り供養行事がその世界をいかに表現していったのかの全貌が明らかになる。

特に岡山・弘法寺の踟(ねり)供養は、着ぐるみの元祖とも言える、人が動かす木彫の阿弥陀如来像が登場することで有名である。長い歴史がある奈良の當麻寺をはじめとし、日本各地に残っている練り供養の遺品、練り供養成立の背景となった浄土教美術を紹介する。

弘法寺踟供養の実演、記念講演会も行われる。

<展示内容>
序章:練り供養とは

第1章:のぞまれた臨終のかたち~この世とあの世の造形~

第2章:練り供養いまむかし~各地に伝わる練り供養~


2013年9月7日(土)~10月20日(日)
※休館日…9月9日、17日、24日、30日、10月7日、15日
開館時間 10:00~17:00  ※最終入館受付は16:30まで
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:なずな
「‘お迎え’を信じたい、という思いから実演と言う練り供養が行われたのでしょうか。実演の為には具体的なアイデアがいりますから、それらのイメージのもととなった浄土教の美術も重要な役割を果たしていたのですね。特別実演 弘法寺踟供養では、阿弥陀様、菩薩様がお迎えに来る様子を立体で再現しており、日本最古(?)とも言われる着ぐるみが登場するそうです」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
会場 龍谷大学 龍谷ミュージアム
開催日時 2013年09月07日~2013年10月20日 00:00~00:00
料金 ○一般  1,000(800)円 ○高大生  700(500)円 ○小中生  300(200)円 ※( )内は前売り並びに20名以上の団体料金 ※小学生未満、身体障がい者手帳等の交付を受けている方及びその介護者1名は無料
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/sp.html
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