福井利佐「Life-Sized」展
08.09[金]~09.08[日] / 東京都 / POLA MUSEUM ANNEX(ポーラ ミュージアム アネックス)
≪切り絵の概念を覆す、新しいアート。展示方法にも注目≫
2013/08/14(公開:2013/08/14)
銀座のポーラミュージアムアネックスで行われる、切り絵アーティスト福井利佐さんの作品展示イベント
切り絵アーティスト・福井利佐氏の作品の特徴は、切り絵とは思えない大胆な構図、そして力強い線である。この展覧会では、今まで切り絵では使われてこなかった白がベースとなった新作、およそ10点が展示される。切り絵は、通常黒い紙を切り、白い紙に貼り付ける。福井氏の今までの作品もそうだった。だが、彼女は紙なら何色でも切り絵を表現出来るはずだと考え、黒やほかの色に頼らない作品を作ろうと思ったのだという。この個展は黒という色の力がなくても、作品は力を失わないかという挑戦でもある。色を使わず、白だから映える繊細で大胆な描写は思わず作品の世界に引き込まれるようだ。作品は10点あり、人や動物の顔が全て白い紙を切り抜いて作られている。白い線で描かれているにも関わらず、肌の皺、毛並の力強さが表れているかを見てもらいたいという。
また、展示方法にもこだわった。通常は壁に作品をかけて展示しているが、今回の展覧会では切り絵をアクリル板に挟んで、天井から吊るす手法をとった。これだと表からも、裏からも切り絵を鑑賞できる。また、ライトを当てることで影が出来、切り絵を立体としても楽しむことが出来る。
切り絵の新しい可能性を見出した個展、実際にどのような世界が広がっているのかぜひ見てほしい。
<会期>2013年8月9日(金)~2013年9月8日(日)
<時間>11:00~20:00(最終入場は30分前まで)
(2013年8月14日時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「これまでの切り絵とは異なり、大量の線を用いて描く手法をとって作られた作品たちは、一見デッサンのようです。始めは切り絵だと思いませんでした。精巧でありながらも、ダイナミックな作品が特徴です。ポーラミュージアムは白い空間が特徴です。そこに白い切り絵を置くと、どのように見えるのでしょうか」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階 |
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会場 | POLA MUSEUM ANNEX(ポーラ ミュージアム アネックス) |
開催日時 | 2013年08月09日~2013年09月08日 00:00~00:00 |
料金 | |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/detail.html |
ドレスコード | |
アクセス | ・東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線 銀座駅 A9番出口から歩いて6分 ・東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 7番出口すぐ ・JR有楽町駅 京橋口改札から歩いて5分 |
駐車場 | |
運営元 |
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