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アリス幻想綺譚 ~異端アーティストたちによる、耽美で妖しい『不思議の国のアリス』~ 

03.01[金]~03.10[日] / 東京都 / Bunkamura Gallery

≪あなたもアリスを追って、あの世界へ≫

2013/02/24(公開:1970/01/01)

東京渋谷のBunkamura Galleryで開催される、「不思議の国のアリス」をテーマにしたアート作品展示イベント

◆あまりにも有名な児童文学作品「不思議の国のアリス」。
作者はイギリスの数学者であり、作家の「チャールズ・ウィッジ・ドジソン」。彼は「ルイス・キャロル」という筆名で1865年にこの作品を出版しました。

内容は、主人公の少女「アリス」が突如現れたうさぎを追い、ラビットホールに落ちてしまいます。そこに次々と巻き起こる奇妙な出来事に、キャラクターとの遭遇、パラドクスの混在によって構成されるファンタジーワールドを少女とともに追いながら冒険しているストーリーです。

この作品の面白いところは、本文に、パロディ(なぞなぞやゲーム、駄洒落など)が多分に含まれており、論理学や言葉遊び、(精神分析)に関連した論点を多く持っているというところです。すなわち、世界文学史上においても、特筆すべき作品と言えるでしょう。

いきなり出現する登場人物に、、わかるようでわからない言葉の数々。
非現実と切り捨てるものではなく、これは当時の子供達の目線を具現化したものとされます。
また、夢とユーモアな世界感を醸し出す中で、辻褄が合っていない不安な要素など、不条理な恐怖を孕んだ作品であるとも言えるでしょう。

「アリス」とともに覗き込んだこの世界は、訪れる人々に錯覚を見せ、この作品が刊行語約150年という年月を経過しても、今なお読者を不思議の迷宮へと誘いながら、謎を問いかけてくるようです。
この国では、多くの人が平衡感覚を消失し、型どおりの慣例や常識が通じません。
それは、ジレンマを抱えて生きる現代人にとって、恐怖の裏側に至福と夢の場所を提供してくれているかもしれません。

今回のイベントでは、空想の少女の物語に魅了される40余名の作家達が、自分達の解釈を求め、そして自らの感性より生み出した作品が観られます。
絵画~立体作品といった様々なジャンルで展開されたイベントとなっています。

ミステリアス、そしてラブリー。でも恐ろしくも不条理な幻想空間が出現します。
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:セリ
「多くの人の、もはや共通概念として存在する
『不思議の国のアリス』という存在。

この世界は、あまりにも多くの側面を隠し持っており、
一つ見方を変えるだけで至福の場所であったり、恐怖の場所で
あったりします。

だからこそ、これだけ多くの人のインスピレーションを刺激するのでしょう」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
会場 Bunkamura Gallery
開催日時 2013年03月01日~2013年03月10日 00:00~00:00
料金
TEL/FAX 03-3477-9174 /
MAIL
参考URL http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/130301alice.html
ドレスコード
アクセス
駐車場
運営元

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