日本の「カワイイ」から世界の「kawaii」へ 「大正から始まった日本のkawaii(カワイイ)」
04.05[木]~07.01[日] / 東京都 / 弥生美術館
2012/03/25(公開:1970/01/01)
東京の弥生美術館で開催される大正時代から近代に至るまでのファンシー・グッズ展示イベント
◆2012年。大正元年から100年が経過し、その間「カワイイ」「kawaii」という日本のみならず世界共通概念にまで押し上げられた日本文化を追求する催しです。
現代では当たり前のように作られているファンシー・グッズの起源を近代日本で求めれば竹久夢二に行きつきます。大正ロマンの作風で現代の人々まで魅了する夢二は、東京日本橋に『港屋絵草紙店』を開き、いわゆるアールヌーヴォーの千代紙や半襟を売りだし、単なる小間物屋とは異なるコンセプトのお店を創り出します。
さらに昭和初期には佐藤漾子や高畠華宵らのデザインによる封筒などが流行、さらに少女キャラクターなどが生み出されるようになります。
戦後には、蔦谷喜一のぬり絵が駄菓子屋で流行、さらに、内藤ルネ・水森亜土・田村セツコ・わたなべまさこらによる雑貨が人気を呼び、ついにサンリオ製品の登場となり、日本には「カワイイ」グッズが溢れ出ることになります
◆関連イベント
ギャラリートーク 5/13 企画展担当学芸員より
(2012/3/24 時点の情報)
◆2012年。大正元年から100年が経過し、その間「カワイイ」「kawaii」という日本のみならず世界共通概念にまで押し上げられた日本文化を追求する催しです。
現代では当たり前のように作られているファンシー・グッズの起源を近代日本で求めれば竹久夢二に行きつきます。大正ロマンの作風で現代の人々まで魅了する夢二は、東京日本橋に『港屋絵草紙店』を開き、いわゆるアールヌーヴォーの千代紙や半襟を売りだし、単なる小間物屋とは異なるコンセプトのお店を創り出します。
さらに昭和初期には佐藤漾子や高畠華宵らのデザインによる封筒などが流行、さらに少女キャラクターなどが生み出されるようになります。
戦後には、蔦谷喜一のぬり絵が駄菓子屋で流行、さらに、内藤ルネ・水森亜土・田村セツコ・わたなべまさこらによる雑貨が人気を呼び、ついにサンリオ製品の登場となり、日本には「カワイイ」グッズが溢れ出ることになります
◆関連イベント
ギャラリートーク 5/13 企画展担当学芸員より
(2012/3/24 時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イべニアスタッフ:セリ「生まれてから、可愛いという概念は当たり前にありましたよね。でも文化として構築されているという意識はあんまりなかったような気がします。
kawaiiは、『二十一世紀で世界で最も広まった日本語』と言う人もいるほど、世界的に通じる概念にまでなりました。でも、そこまでには、矢張り1世紀の時間の中での様々な活動と変遷があったわけですね。
日本の漫画やアニメを輸出するのに『カワイイ』というのは必須テイスト!これからの1世紀にも様々な『カワイイ』が生まれるはずです」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都文京区弥生2-4-3 |
---|---|
会場 | 弥生美術館 |
開催日時 | 2012年04月05日~2012年07月01日 10:00~17:00 |
料金 | 一般900円、大・高生800円、中・小生400円 |
TEL/FAX | 03-3812-0012 / |
参考URL | http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/ |
ドレスコード | |
アクセス | 歩き:地下鉄千代田線「根津駅」から歩いて7分 |
駐車場 | |
運営元 | 弥生美術館 |
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