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ラデク・バボラーク ホルンリサイタル

06.03[日] / 東京都 / 文京シビックホール 大ホール

2012/03/20(公開:1970/01/01)

ベルリン・フィル元首席ホルン奏者、ラデク・バボラーク。
世界最高のホルン奏者といわれる演奏能力と音楽性で、最高の“歌”を聴かせる。

◆日時:2012年6月3日(日)15:00開場/15:30開演
◆会場:文京シビックホール 大ホール
◆出演:ラデク・バボラーク(ホルン)、菊池洋子(ピアノ)
◆曲目:
ベートーヴェン/チェロ・ソナタ第4番ハ長調 作品102-1(ホルン版)
クレーべ/「変容」-ベートーヴェンのピアノ・ソナタ
     作品27-2「月光」によるホルンとピアノのためのソナタ 作品95
デュカス/ヴィラネル
ボザ/森にて 作品40
カントルーヴ/ダンス
アムレル/ガヴォット
マルテッリ/ワルツ
パッサーニ/ヴェスプラル
フランセ/カノン・イン・オクターヴ
フランセ/ディヴェルティメント

※未就学児は入場不可
※都合により出演者・演目等が変更される場合あり
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ:はぎ

 ラデク・バボラークというホルン奏者は、その姿からして見るからに“ホルン吹き”っぽい。嘘だと思うならインターネットで画像検索をしてみるといい。しっかりとした顎、薄い唇、がっちりとした体躯に太い首。なんだかホルンを吹くのに適した身体のパーツを組み合わせたような姿をしている。実際の音も太く豊かで、それでいて柔らかな響きを失わない。まさにホルンの理想を実現したような奏者なのだ(ただ、細く柔らかな音色が好みの人には合わないかもしれない)。
 でもたとえば初めてまともに聴くホルンがバボラークで、それが「ホルンの音」だと思ってしまうとしたら、それが幸せなことかどうかは僕にはわからない。だってどこかのオーケストラの演奏会を聴きに行って、彼のような安定感や重厚で伸びやかな響きを期待しても、その望みはかなりの確率で却下されるはずだからである(いや、ほんとに)。
 そう考えると、素晴らしい演奏というのはいわば“禁断の果実”のようなものかもしれない。それを知ることは至上の喜びであり、またそれを常に失い続ける苦しみを背負うことでもあるからだ。それでも、これからさき何年にもわたって耳にするホルンへの失望と引き換えてもいいと本当に思うなら、最初に聴くホルンとして彼を選んでもよいと僕は思う。しかしもしその覚悟ができていないのであれば、まずは適当に選んだオーケストラの演奏会に行って、ホルンだけに耳を傾けてみたほうがいいかもしれない。
 ホルンというのは「世界で一番コントロールすることが困難な楽器」とさえいわれているのである。そんなホルンという楽器の困難さや一瞬の輝きを幾度も耳にし、そののちにようやくバボラークを聴く機会を得たのなら、あるいはそのときようやく、その稀有さと喜びを最大限に感じられるものなのかもしれない。

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都〒112-0003 東京都文京区春日1-16-21
会場 文京シビックホール 大ホール
開催日時 2012年06月03日~2012年06月03日 15:30~18:00
料金 3,000 円 (全席指定)
TEL/FAX 03-5803-1100 /
MAIL
参考URL http://www.b-academy.jp/event/detail_dyn_j.html?iid=1641
ドレスコード
アクセス ○最寄駅 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅直結 都営地下鉄三田線・大江戸線「春日」(文京シビックセンター前)>文京シビックセンター連絡通路直結 JR中央・総武線「水道橋」徒歩10分 ○首都高速5号線池袋線
駐車場 有料(30分250円)。シビックセンター地下1階、地下2階に130台分
運営元

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