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発掘された映画たち2018

01.30[火]~03.04[日] / 東京都 / 東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール(2 階)

最古のコマ撮りアニメーションや『皇太子渡欧映画』も。貴重なフィルムを上映

2018/02/08(公開:2018/01/16)

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される上映会イベント

【発掘された映画たち2018 Cinema: Lost and Found 2018】

東京国立近代美術館フィルムセンターにて1月30日(火)から3月4日(日)まで、「発掘された映画たち」が行われる。同企画の開催は4年ぶり。

この企画では、初めてその全体像が明らかになった“皇太子渡欧映画”(1921)や、現存する最古のコマ撮りアニメーション『なまくら刀(塙凹内名刀之巻)』(1917)の新最長版、17.5mmやコダカラーといった「短命映画規格」のフィルムを多く含む阿部正直コレクション、望月優子や池部良が監督した知られざる独立プロ作品が紹介される。

また、無声映画期の染色・調色をデジタル復元した『コルシカの兄弟』(1915)、アグファカラーの色の歴史的再現を目指した小津安二郎監督『浮草』(1959)のデジタル復元版、映画公開時の色味を再現した『セーラー服と機関銃 完璧版』(1982)の再タイミング版など、復元作品を含む、計30プログラム・89本の作品を上映。

<見どころ>
■“皇太子渡欧映画”(1921)の全貌が初めて明らかに
裕仁皇太子(後の昭和天皇)が渡欧した際に製作され、当時大きな話題となった記録映画の場面を新発見。


■『なまくら刀(塙凹内名刀之巻)』(1917)の新最長版
現存する最古のコマ撮りアニメーション『なまくら刀』に、さらに新しい場面が見つかった。

■「阿部正直コレクション」
17.5mm フィルムやコダカラー作品など、映画史において特定の時期に存在した「短命映画規格」フィルムを多く撮影し残した、“雲の伯爵”こと阿部正直(1891-1966)のコレクション。

■「カラー復元特集」
文献を基に、染色・調色をデジタル・シミュレーションした『コルシカの兄弟』(1915)、『セーラー服と機関銃 完璧版』(1982)の再タイミング版、公開当時のフィルム・データを参照して小津作品のアグファカラーの色を再現した『浮草』(1959)。
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「さすが日本唯一の国立映画機関、フィルムセンター! と言いたくなる貴重な映画が勢ぞろい。まさに文化財、歴史資料としても非常に価値のあるものが紹介されます。

この企画は寄贈者の方々や各関係機関・個人の厚意と協力に支えられ、今回で10 回目を迎えるそう。フィルムセンターの映画収集・保存・復元活動の成果や、現像所が培ってきたアナログ・デジタル両技術を駆使した復元の成果を見ることができます」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都中央区京橋 3-7-6
会場 東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール(2 階)
開催日時 2018年01月30日~2018年03月04日 11:00~18:30
(入室は18:00まで)
料金 当日券:一般 520 円/高校・大学生・シニア 310 円/小・中学生 100 円/障害者(付添者は原則 1 名まで)、キャンパスメンバーズは無料 ※前売り料金あり
TEL/FAX 03-5777-8600(ハローダイヤル) /
MAIL
参考URL http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/hakkutsu2018-2/
ドレスコード
アクセス 東京メトロ銀座線京橋駅下車、出口 1 から昭和通り方向へ徒歩 1 分 都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口 A4 から中央通り方向へ徒歩 1 分 東京メトロ有楽町線銀座一丁目下車、出口 7 より徒歩 5 分 JR 東京駅下車、八重洲南口より徒歩 10 分
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