「竹村京 ― どの瞬間が一番ワクワクする?」展
01.13[土]~03.11[日] / 神奈川県 / ポーラ美術館
未発表の最新作を展示!メモリアルな美しい時間を形にする
2017/11/22(公開:2017/11/22)
神奈川のポーラ美術館で開催される展示イベント
ポーラ美術館は開館15周年を記念して、現代美術を展示するスペース「アトリウム ギャラリー」をオープンし、平成8年からポーラ美術振興財団が助成してきた若手芸術家たちを紹介する「HIRAKU Project」を開始。第2回の展示として「竹村京 ― どの瞬間が一番ワクワクする?」を開催する。竹村京は、写真やドローイングの上に刺繍を施した薄い白布をかぶせて、自らや親しい人たちの個人的な物語、失われたもの、忘れ去られたものを記憶によって再構成して留める平面作品や、日常の生活のなかで破損してしまった個人的なオブジェを接着剤で仮止めし、薄い布で包み、破損部分に白く輝く絹糸でステッチを加えることによって光を与え、別の美的価値を生み出す〈修復された〉シリーズなどを制作してきた。
今回のイベントでは日常における偶然の重なりや瞬間の連続、そしてメモリアルな美しい時間をテーマとする。
竹村京は近年、国や言語が違っても意味が共有できるトランプを取り入れた作品を制作しており、今回出品される24点の《Playing Cards 2017, Austrian Cards on German Cards》も、ドイツ製のトランプにオーストリア製のトランプの図柄を日本製の絹糸で刺繍した布を重ね、時代と国を違えて組み合わされるカードのイメージの偶然性を表現している。
さらに今年出会ったという、インドネシアのジョグジャカルタで流行している「ドミノ」というカードゲームをモティーフとした《Playing Dominos in J.City》でも、ある日、偶然居合わせた人たちとドミノをしてできたカードの列のかたちを、耐久性のある日本製の絹糸によって薄い布に縫い取り、作品に留めている。
今回の展覧会に出品される作品は、すべて未発表の最新作となる。
◆イベントアーティスト・トーク&パフォーマンス「Meeting Point with Playing Card」
日時:2018年1月13日(土) 15:00
場所:ポーラ美術館1階アトリウム ギャラリー
竹村京自身が出品作品の解説を行う。ベルリンでも開催したパフォーマンス「Meeting Point with Playing Card」を実施。出品作にちなみ、竹村京が出会った人にトランプを引いてもらって持ち帰ってもらうパフォーマンスとなる。
◆日時
2018/1/13(土)~3/11(日)
休館日:無休(展示替えのための臨時休館あり)
◆場所
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「ジョグジャカルタはインドネシアのジャワ島東部にある古い都です。ジャカルタにも近いですね。日本でいうと…京都のような感じでしょうか。旧王家が唯一存続している場所であります。
ドミノというカードゲームとはどんな遊びなのでしょうか。トランプのようなものなのかな?」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 |
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会場 | ポーラ美術館 |
開催日時 | 2018年01月13日~2018年03月11日 00:00~00:00 |
料金 | |
TEL/FAX | / |
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