市川ヂュン 「境界線のまたぎ方」
12.29[木]~01.15[日] / 茨城県 / 拝借景
アルミ缶約15,000個を溶解させ鋳造した鐘で新年を
2016/12/24(公開:2016/12/24)
茨城の拝借景で開催されるアート展示イベント
取手市「拝借景」を舞台としてアーティスト市川ヂュン氏の初個展が開催される。展示されるのは新作3点、旧作約6点の彫刻作品、インスタレーション、パフォーマンスを含むめた作品。ここ数年、福島の原発問題より生じるその周辺及び公共機関の変化のリサーチを重ねた上で制作された作品となる。「公共」と「私事」における境界線に問いかける、移動式の巨大な露天風呂に鑑賞者に入ってもらうなどのインタラクティブな作品〈Homeless Bath, 2011〉。会場にもなっている「拝借景」の生活に対応した彫刻作品 〈盛炉丸, 2010〉などが制作されてきた。
制作で主に用いている素材は主に鉄。切断、加工、溶接を経て完成された作品。しかし新作の素材はより我々に身近であるアルミニウム。アルミ缶としてこれを見ない日はないというくらい、日本の生活に根ざしたもの。
年末に行われるイベントでは、9年間拝借景にて大量消費された酒と同量のアルミ缶約15,000個を溶解させ鋳造した鐘〈白い鐘, 2016-2017〉を打って新年を迎えることになる。
今回の展示のキーワードは「境界線の拡張、貧しさ」。拝借景という特殊なコミュニティーを通じ、作者が創り出す彫刻作品には「生」がある。それは「他者と共生すること、生々しいこと。」とも言い換えることができる。
◆日時
2016年12月29日(木) ~2017年1月15日(日) まで
◆場所
拝借景(茨城県取手市井野1-8-1)
◆料金
無料
◆関連イベント
・除夜の鐘つき
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「大量消費されたアルミ缶をつかっての鐘で、新年を迎える。
なんだか複雑な気持ちになりそうです」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 茨城県取手市井野1-8-1 |
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会場 | 拝借景 |
開催日時 | 2016年12月29日~2017年01月15日 00:00~00:00 |
料金 | 無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://haisyaku.jugem.jp/?cid=51 |
ドレスコード | |
アクセス | |
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運営元 |
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