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写真展 映画館 映写技師/写真家 中馬聰の仕事

04.12[火]~07.10[日] / 東京都 / 東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(企画展)

私たちと映画館の関係。対象は全国の映画館

2016/04/13(公開:2016/04/11)

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される「映画館」がテーマの写真作品展示イベント

映画が発明されてから120年の時が経過している。

始まりの時から現代にいたるまで、「映画館」という存在は人々が暗闇に集まり、同じ“夢”を見ている特殊な空間となっている。

しかし、現代において、映写技術がフィルム映写よりデジタル・プロジェクションに変遷しており、我々の想像力を育んできてくれた国内の歴史ある映画館は次々と閉館している。

一方、新時代のテクノロジーを受け入れつつ、フィルムによる映写を粘り強く続ける劇場・上映施設も各地に存在している。

今回のイベントは、2015年に第一写真集「映画館」(リトルモア刊)を発表した写真家・中馬聰氏の100点以上の作品を紹介するものである。

中馬氏は関西でフィルム映写の技師を勤めつつ2007年からは日本全国の映画館を巡っており、その建造物そのものや、映写室や小さな片隅に至るまで“シネマの匂い”のする場所をくまなく撮影している。

写真はモノクロームを主とし、とても記録的な価値を持つものばかり。そして我々と映画を結びつけてきた空間の限りない親密さも示している。

さらにフィルムセンターが所蔵する戦前期の映画館写真も併せて展示する。20世紀文化を先導した映画の大いなる姿を見せることができるはず。

すでに過ぎ去った映画の記憶を呼び戻すとともに、この社会の中で映画が担ってきた価値を再発見し、さらにこれからの映画文化のかたちを模索するための好機とする。。

◆アーティスト
中馬聰 ちゅうま・さとし
大阪府出身。京都芸術短期大学卒業。2002年から映画館で働き始め、映写技師を勤める。2006年、吉永マサユキ・森山大道両氏による写真学校「resist写真塾」に参加。2007年より全国の映画館・上映会場の撮影を開始する。2015年、リトルモアより写真集「映画館」を発表。
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「映画館という独特な環境。多くの人の感情の振れ幅を形にするのなら、映画館には多くの想いが集積しているでしょうね。
たとえ何も上映されていない空っぽの時でも、映画館の持つ歴史の重みを消すことはできません。その高揚も」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都中央区京橋 3-7-6
会場 東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(企画展)
開催日時 2016年04月12日~2016年07月10日 11:00~18:30
(入室は6:00pmまで)
料金 一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料 *料金は常設の「NFCコレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含みます。 *( )内は20名以上の団体料金です。 *学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。 *フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。 *2016年5月18日(水)は、「国際博物館の日」(毎年5月18日)を記念して展示を無料でご覧いただけます。
TEL/FAX /
MAIL
参考URL http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/eigakan/
ドレスコード
アクセス 東京メトロ銀座線京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分 都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分 東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅下車、出口7より徒歩5分 JR東京駅下車、八重洲南口より徒歩10分 http://www.momat.go.jp/ge/access/
駐車場
運営元

※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。

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