特別展示「こどもとファッション―小さな人たちへのまなざし」
04.23[土]~06.05[日] / 兵庫県 / 神戸ファッション美術館
カワイイだけじゃない。子ども服を手がかりに「子ども」について考える展覧会
2016/03/21(公開:2016/03/20)
神戸ファッション美術館で開催される展示イベント
子どもたちが着ている服は、その時代、その社会の子どもをめぐる意識や価値観をリアルに反映している。子どもの健やかな成長を願う親の思い、社会で共有されている子ども観、さらには性差についての意識をも読み取ることができる。
子どもはヨーロッパにおいて、長い間「不完全な、小さい大人」として扱われてきた。大人と区別される「子ども」という概念は中世から見受けられるが、18世紀半ばになると子どもに特別な関心が向けられるようになる。
長い間成人の服のミニチュアのように作られてきた子どもの服は、この時期からその身体的心理的発達に配慮した、固有のものとしてデザインされはじめる。やがて19世紀後半には独自のスタイルを生み出した。
同展では、18世紀後期のヨーロッパの子ども服の誕生と、その後の変遷をたどる。あわせて明治以降の日本の子ども服を基軸に、絵画、版画、写真等子どもをめぐる多彩な表現も紹介。
時代ごとに変化する子ども観のあり様を、あらためて考えてる機会となる。
<関連企画>
申し込み方法など詳細はHPにて確認
■講演会「ランヴァンの子ども服―母から娘へ」
※要申込/参加無料
日時:5月7日(土) 14:00-15:30 (13:30開場)
■ワークショップ「ファッション・プレートで着せかえを楽しもう!」
※申込不要/要入館料
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Comment紹介者コメント
イべニアスタッフ
「18世紀ヨーロッパのお洋服。大人の服も素敵ですが、子供服はサイズ感も相まって本当にカワイイ! でも、実はそれだけじゃないんですね。
子供のための服とはどんなものか? そして子供に関する考えがどのように変わっていったのか? という切り口です。面白い」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1 |
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会場 | 神戸ファッション美術館 |
開催日時 | 2016年04月23日~2016年06月05日 10:00~18:00 (入館は17:30分まで) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館)、4月12日(火)~22日(金) |
料金 | 入館料:一般:500円 小中高65歳以上:250円 ※「神戸ゆかりの美術館」、「小磯記念美術館」へは入館券の半券提示により割引料金で入館できます。 ※上記料金で特別展示とベーシック展示の両方をご覧頂けます。 |
TEL/FAX | 078-858-0050 / |
参考URL | http://www.fashionmuseum.or.jp/ |
ドレスコード | |
アクセス | 歩き:六甲ライナー「アイランドセンター駅」で降りてすぐ 車:阪神高速神戸線「摩耶」・「魚崎」ランプから10分程度 |
駐車場 | あり(美術館隣接の神戸ファッションプラザ駐車場を利用) |
運営元 | 神戸ファッション美術館 |
※イベント情報は諸状況で場所・日程・時間等が変更する場合がございます。事前に最新情報をご確認の上お出かけください。情報の利用に際しては、「利用規約」および「免責事項」をご確認ください。
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