行人様御開帳
04.29[金] / 長野県 / 新栄山
日本で唯一、禅宗の即身仏の御開帳
2016/02/09(公開:2016/01/21)
長野の新栄山で行われる即身仏の御開帳イベント
新野の行人様(ぎょうにんさま)は、日本でも数少ない即身仏の一つであり三百年もの間この新野の地を見守っておられるという。禅宗系では日本で唯一のミイラ(即身仏)と言われ、特に綺麗なお姿のまま、今に残られている貴重な宝ともいえる。
御開帳は春と秋に行われる。秋には鉄下駄レースや煙火打上げなどもあり盛大に行われるとうう。
◆新野の行人様
今から約300年前、新野の行人様(ぎょうにんさま)は、貞享4年(1687年)に入定したといわれる。本名を久保田彦左衛門(くぼた・ひこざえもん)。怪力で背丈が6尺ほど(約180cm)の大男だったと伝えられる。
標高1000メートルの新栄山に祀られている行人様の名前は行順。レントゲン検査の結果、年齢は50歳前後。日本に現存する16体のうち唯一の禅宗系の即身仏(ミイラ)であり、弥勒信仰の極限の姿を示している。即身仏になるために1日に食べたのは、湯飲み茶碗にそば粉一杯だけ。それで全国を7回も歴訪しながら寺社仏閣を訪ね歩いて修行を積んでいた。
瑞光院に身を寄せ、裏山に穴を掘って内部に石を詰め、箱を作ってその中にお入りになった。箱の屋根に穴を開けて息ができるように竹筒を差し、「鐘の音の聞こえるうちは生きていると思いたまえ」と約束して入定。7日目にはうなる声がなく、やがて止まったという。そこで竹筒をとり穴を塗り固めたと、「熊谷家伝記」には書かれことで、前代未聞の語り草となった。
◆日時
2016年04月29日(金)
(2016年1月21日時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「生きながらにしてミイラ(即身仏)になった(新野)の行人様の御開帳です。
300年の時を経て、なお、信仰を以て人々を救っておられるということですね。
即身仏を志すのは様々な背景があるといいますが、そこに至るまでは長い時間をかけて行うわけで、突発的なものではないでしょう」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 長野県下伊那郡阿南町新野1130 |
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会場 | 新栄山 |
開催日時 | 2016年04月29日~2016年04月29日 00:00~00:00 |
料金 | |
TEL/FAX | / |
sinkou@town.anan.nagano.jp | |
参考URL | http://www.town.anan.nagano.jp/kanko/cat177/000599.html |
ドレスコード | |
アクセス | JR飯田線温田駅からタクシーで40分 三遠南信自動車道天龍峡ICから50分 |
駐車場 | |
運営元 | 振興課農業商工係 |
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