魔除け ―身にまとう祈るこころ―
12.17[木]~02.17[水] / 東京都 / 文化学園服飾博物館
病気や死、狂乱といった魔的を防ぐもの
2016/02/09(公開:2015/12/12)
東京の文化学園服飾博物館で開催される「魔除け」がテーマの展示イベント
アジア・アフリカ地域を中心として、各民族の服飾に見られる多種多様な魔除けの役割を紹介する「魔除け ―身にまとう祈るこころ―」展が文化学園服飾博物館にて開催される。暑さや寒さに対する温熱調節の役割としてはもちろん、身を護る役割も持っている「服」。
科学が発達する前には、生命を脅かしてくる目には見えないものを人々は「魔」とみなし、怖れた。病気や死、狂乱といった魔的なものが人体に侵入し、引き起こされると信じられていた。
そうした「魔」に対し、人はそれを追い払う力や神聖さを保つ力があるとされる文様や色、素材を衣服に使っていた。
例えば、魔の侵入口とも考えらていた衣服の開口部や目の行き届かない背部に、刺繍やビーズなどで結界を築いたのも良い例である。また耳や額など人間の機能や生命にかかわる大事な部分には、護符の意味を持つアクセサリーを身につけ身の安全を祈っていた。
今回のイベントでは、そんな世界各地の民族衣装や日本の服飾に見る魔除けの役割を探る。
◆会期
2015年12月17日(木)~2016年2月17日(水)
開館時間:10:00~16:30
休館日:日曜日・祝日・振替休日
※2016年1月15日、2月12日は19:00まで開館
※年末年始休館:2015年12月29日~2016年1月4日
※入館は閉館の30分前まで。
(2015/12/5 時点の情報)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「現代人の方が魔に対する耐性はなくなっているのかもしれませんね。
医療が発達するのは良いですが、それを過信しすぎて無茶な行動が増えるのも良くないかもいしれません。
逆に、魔を恐れるあまり、行動に制限が出すぎても結果は良くないです。
現代では効力を失った魔除けも、かつては立派に機能していたのでしょう」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階 |
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会場 | 文化学園服飾博物館 |
開催日時 | 2015年12月17日~2016年02月17日 00:00~00:00 |
料金 | 入館料:一般 500円、大学・専門学校、高校生 300円、小中学生 200円 ※20名以上の団体は100円引き、障がい者とその付添者1名は無料。 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://museum.bunka.ac.jp/ |
ドレスコード | |
アクセス | http://museum.bunka.ac.jp/access/ |
駐車場 | |
運営元 |
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