ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある
11.21[土]~02.21[日] / 東京都 / NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA
ただ一回の事実が、ありえないこと、奇跡のように思える。シュールな作品たち。
2016/02/09(公開:2015/11/25)
東京のNTTインターコミュニケーション・センターで開催されるジョン・ウッド&ポール・ハリソンのアート作品展示イベント
イギリスを拠点として、パフォーマンスやアニメーション、建築的なセットといった様々な装置などの要素を取り入れた映像作品を共同で制作するジョン・ウッド&ポール・ハリソン。彼らの作品はユニークさにあふれ、近年では、イギリス国内外で大規模な個展が開かれるなど、人気と評価を高めているアーティストといえる。
その作品は、シンプルなアイディアながら、意外性やメッセージ性が含まれている。二人の人物が、マシンより発射されたテニスボールを避けようとする『二人三脚』や、空中に浮く椅子のアニメーション作品『グレーの椅子』といった、独特なものが多い。
今回の展覧会のタイトルにある「説明しにくいこともある」。彼らの作品は起こっている事実として認識する以外に、表現することが難しいものがある。
アイデアを具現化する工程で繰り替えす実験的な作業が「結果が予想できないこと」を創出し、それゆえただ一回の事実が、ありえないこと、奇跡のように思えるのだという。
削ぎ落とされたシャープなアイデア。そして、様々なバックグラウンドを感じさせる、ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの作品をお楽しみに。
◆展示作品
1. パフォーマンス PERFORMANCE
《板》1993年
《装置》1996年
《二人三脚》1997年
《2つの壁のセクション》1998年
《26(ドローイングと落下物)》2001年
2. アニメーション ANIMATION
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ
「様々な試行錯誤をカメラの前で繰り返し、ほんの一瞬、何かのはずみで起こったことを記録すること。
どうしてそんな事になったのか、なぜ面白いのか。
説明しようとしても、説明など誰もできないのかもしれません」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
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