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三上 浩 硄グリフ展 “QUAUGLYPH”

09.18[金]~11.15[日] / 東京都 / 佐賀町アーカイブ

火花が生んだ文字プロジェクト。日本で初めて、まとめて展示

2015/09/22(公開:2015/09/07)

東京の佐賀町アーカイブで開催される三上 浩のアート展示イベント

多くのアーティストを輩出したオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」(江東区佐賀 1983-2000)の活動を検証する佐賀町アーカイブ。

2015年秋には、世界各地に於いて石彫シンポジュームを実施し、作品を遺した三上浩のユニークな仕事を取り上げる。三上浩は1985年の佐賀町のスペースにおいて巨大な石をギャラリーに運び込み、ひたすら彫り続けて祈りの空間を現出して注目を浴びた。

石を叩けば火花が出る。最も単純な作業に創作の根源を見た三上はモニュメンタルな作品をつくるよりは石に関わる行為に自らの美学を籠めるようになっていった。

ドイツのレジデンシー・プログラムで見つけた石が氷河期にスカンジナビア半島に飛来した、惑星からのものという言い伝えを聞いて、打つことをくり返すうちに飛び散る火花のかたちにあらためて注目していくことになる。

カメラを設置し、記録と創作を重ねた作家の、火花から生み出される文字のプロジェクト、QUAUGLYPH,硄グリフは1998年12月に完成する。翌年4月に帰国し「硄グリフ」の発表にかかろうとした矢先に三上は病に倒れ、9月に急逝する。

遺作となったこの作品は、17年の時間を経て日本で初めてまとめて公開される。 三上浩の国内外の友人たち、佐賀町アーカイブ、三上夫人・楡木令子が中心となり生まれた実行委員会がこの展覧会の実施に当たっている。

火花が生んだ文字「硄グリフ」展は、写真作品と石のインスタレーションから成り立っている。

◆期間
2015年9月18日(金)~2015年11月15日(日)
13:00~19:00
※休館:月火水木

◆場所
佐賀町アーカイブ(東京都)
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Comment紹介者コメント

イベニアスタッフ
「石を彫るときに生じる『火花+音』を作品にしたいという着想を体現したプロジェクト。
確かに石を叩けば火花も出ますが・・・それを文字にするということがどういうものか?
そしてアートとして形にした姿とは?」

※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。

住所 東京都千代田区外神田6 -11-14 3331 Arts Chiyoda B110
会場 佐賀町アーカイブ
開催日時 2015年09月18日~2015年11月15日 00:00~00:00
料金
TEL/FAX /
MAIL info@sagacho.jp
参考URL http://www.sagacho.jp/ja/exhibitions/quauglyph/
ドレスコード
アクセス 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分 東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
駐車場
運営元

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