刑部信人 写真展 『花火』
04.11[土]~05.03[日] / 京都府 / FOIL GALLERY
花火の新しい姿一瞬の儚さに秘められた、幻想的な美しさ。
2015/04/15(公開:2015/04/13)
京都・FOIL GALLERYで行われる刑部信人の写真展 『花火』
一つ一つが全く違う表情を見せる花火。あるものは生き物のようであり、あるものは流線型の模様のようでもありる。今作の撮影にあたって、作者の刑部は宇宙を連想したという。画面を通じてしか見たことがない「宇宙」を、花火と写真で具現化したという同シリーズ。2012年の夏に多摩川の花火大会で撮影した作品を核に制作を始めたとのこと。
一瞬の儚さに秘められた、幻想的な美しさを捉え、見慣れた花火の新しい姿が写し出されている。動と静、具象と抽象、過去と未来、相反するものが内包された花火の写真が見るものを魅了する。
刑部信人(おさかべ・のぶと)
1984年 静岡県生まれ、東京都在住。
2007年 東京工芸大学芸術学部写真学科卒業
2010年 『フォトプレミオ』特別賞、『写真新世紀』佳作
その他、伊勢丹やBOSE、アディダスなどのクライアントワークも手掛けている。
<開催日時>
2015年4月11日(土)~5月3日(日・祝)
11:30~19:00(日曜は18:00まで)
休廊日:水曜
(2015年4月13日時点の情報
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「もともと、花火の写真を撮ることに抵抗があったという刑部さん。花火は誰が撮ってもそれなりに綺麗に撮れて、オリジナリティーを探すことができなかったからだそう。また、周りの風景を入れて撮影したものでしか個性をだせないものが多く、花火単体での美しさと向き合って表現するのは難しいと思っていたとのこと。
しかし、デジタルカメラでの作品制作を始めたことをきっかけに、花火の一瞬の爆発から生み出させれる無数の美しさに気づきます。まるで宇宙を見ているかのように、一枚一枚表情が違い、唯一無二の存在であり、無限に広がる空間と時間を花火の中に見たそう。
作品を一見するとこれが花火?と思ってしまうような、様々な花火の表情を見ることが出来ます」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
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