未見の星座〈コンステレーション 〉 -つながり/発見のプラクティス
01.24[土]~03.22[日] / 東京都 / 東京都現代美術館 企画展示室3F/1F・B室 /ホワイエ
世界にばらまかれた点と点をつないで、あなただけの新しい「星座」をつかまえる。
2015/01/23(公開:2015/01/23)
東京都現代美術館で1月24日(土)~3月22日(日)まで「未見の星座〈コンステレーション 〉 -つながり/発見のプラクティス」が行われる。
古来、人々は夜空に瞬く満点の星を眺めては、それらを自在に繋ぎ合わせ星座(=コンステレーション)を創造してきた。紀元前何千年も前から、メソポタミア、エジプト、ギリシャ、アジアなど世界の各地で「星座」が存在したことが知られている。人々は動物、人物、神々などを星に重ねて見ることで、その土地、その民族ならではの神話、伝説、宇宙観を夜空に描き出し、そこに無限の想像力を羽ばたかせた。
我々が今いる「この場所」と「どこか違う場所」、そして「今」と「異なる時間」にあるもの、そして「自分」と全く縁がないと思っていた「他人」の間にある見えないつながりを彼らは敏感に感じ、その関係性、意味を絵画や映像やインスタレーションへ転化させた。
現実と想像の世界が交錯するような作品の数々を見ることで、展覧会に訪れる人々もまた夜空を見上げる時のように、一見無関係で断絶しているような複数の作品の中につながりを見い出し、自分と何かをつなぐ「星座」を探す旅へと誘われるだろう。
もはや満点の星が見えなくなってしまった現代の都市。大量の言葉やイメージに囲まれて生きる我々にとって、今自力でコンステレーションを作り出す機会は限られたものになっている。しかし、じょの展覧会が世界のどこかに潜んでいる、まだ見ぬつながりを発見するための「問いかけ」、次なる何かを生み出すための「プラクティス」となるかもしれない。
<見どころ>
○何かと何かがつながる―未知なる7つの物語
ふだん何気なく見過ごしている日常、疑いもなく受け入れている常識・・・。しかし、そこには私たちの認識を変えてくれる何かがある。7作家による7つの物語。それらはどこかでつながり、響き合う。つながりを発見して、展示室で自分だけの「未見の星座」を眺めてみよう。
○"泥絵"壁画の制作現場が登場。
世界各地の土と現代美術館界隈の土を用いて「泥絵」を描く。オープン後も作家が壁画に手を加えて、作品は成長変化を続ける。公開制作も随時開催され、作家の制作現場に立ち会える。
○町に出て、「星座」を探す旅へ出かけてみよう
町に点在する作品を探しながら地域を巡ってみる。これまで縁のなかった町に、あなただけの「星」を見つけられるかもしれない。近隣の建物、商店街のウィンドー、作品があちらこちらに隠れている。
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「星(一見バラバラの何か)をつなぐことがテーマの展覧会です。世界にばらまかれた点と点の“つながり”を発見することで、新たな“星座”をつかまえようとする作家たちの試みを紹介します。
星座ってただ線を結んだだけだと『なんでこれが乙女!?』って思ったりしますが、何かと何かを結びつけてそこに意味を与えることが大切なんですね」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 東京都江東区三好4-1-1 |
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会場 | 東京都現代美術館 企画展示室3F/1F・B室 /ホワイエ |
開催日時 | 2015年01月24日~2015年03月22日 10:00~18:00 |
料金 | ◆一般1,100円 ◆大学生・専門学校生・65歳以上800円 ◆中学生・高校生600円 |
TEL/FAX | 03-5245-4111(代表) / |
参考URL | www.mot-art-museum.jp/exhibition/constellations.html |
ドレスコード | |
アクセス | http://www.mot-art-museum.jp/museuminfo/access.html |
駐車場 | |
運営元 |
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