タムラサトル《真夏の遊園地》
07.12[土]~09.23[火] / 栃木県 / 栃木県立美術館
「動く」、「光る」、「測る」作品たち。美術館が老若男女が楽しめるワンダーランドに
2014/07/08(公開:2014/07/08)
栃木県立美術館で行われる展覧会イベント
タムラサトル(1972年、栃木県小山市出身)国内の国際美術展だけでなく、ヨーロッパ、アメリカの展覧会などでも活躍する、栃木を代表する世界的アーティスト。この展覧会は彼の初期から最新作までの「動く」、「光る」、「測る」など、大規模な代表作を展示。美術館がまるで遊園地のような驚きに満ちたワンダーランドになる。ディズニーランドなど19世紀に生まれた機会仕掛けの遊園地は、21世紀のハイテク社会においても圧倒的な人気を誇る。タムラサトルは、機械仕掛けの文字、釣竿、旗竿、電気の接点など、摩訶不思議な道具を美術として提示する。
それにより老若男女の常識を反転させながら、美術が私たちの身近にあることを理解させようとするのだ。すなわち、タムラサトルは絵画でもない、彫刻でもない、写真でもない、版画でもない作品を美術に変換させる。同時に自動車でもない、照明でもない、無用の道具たちをも美術に変換させ、美術とは何かを常に問いかける。
機能のない、役に立たない道具たちは、全て電気がエネルギー。タムラサトルは我々がもはや電気なしでは生きられない動物であることをユーモアとともに証明しようとしている。
同展覧会は、夏の風物詩である花火、遊園地、家電量販店のような楽しさを美術館に置き換えたタムラサトルのワンダーランドとも言える。
<関連イベント>
■アーティスト・トーク
日時:7月12日(土) 15:30~
出演:タムラサトル、担当学芸員
※事前申込不要。但し要企画展チケット
<開催期間>
2014年07月12日(土)~2014年09月23日(火)
休館日 月曜日(祝日、振替休日は開館して火曜休館)、祝日の翌日(土・日曜日を除く)
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Comment紹介者コメント
イベニアスタッフ:なずな
「ユニークでユーモラスな作品たち。ですが、実はそこには現代社会へのアイロニーが込められています。観ていて面白いものばかりなので、家族や友人どうしで楽しめそう。
‘栃木県美術の現在を世界に知らしめる一大スペクタクル’らしいですよ。ちなみに、タムラサトルシの出身地である小山には昔『おやまゆうえんち』というのがありましたね・・・」
※あくまでイベニアスタッフの個人的な追記・意見・感想です。
住所 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 |
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会場 | 栃木県立美術館 |
開催日時 | 2014年07月12日~2014年09月23日 09:30~17:00 |
料金 | ○一般800円○高大生500円○中学生以下無料 |
TEL/FAX | / |
参考URL | http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t140712/index.html |
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